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僕の心強き母親について。-風のガーデンと共に逝った母-

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24歳の時に1年オーストラリアでワーホリを経験。ワーホリから帰国後5年弱外資系で働くも今度は海外で働く事を目指して30歳を目前にニュージーランドでギリホリを経験。そして思いの外ハマってしまいこの地に住んで19年目。海外のマーケッターから学びながらフェイスブックグループ使ったオンラインコミュニティ運営にタ情熱を燃やしています^^
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4,5ヶ月もサボっている内に年が明けてしまいましたね。

アクセス解析を見るとさすがに下がっていますが今回、前回と日本に帰国した際に
「もうUPしないんですか?」と何度か聞かれました。

もう不定期になってから長いですね・・・

今後もたぶん数ヶ月に一回くらい・・・人に見て頂く記事が書けるように
なったらまた違うかもしれませんけど出来る限り頑張ります。

今回新年のご挨拶はちょっと出来ないのですが僕の母親について書かせて貰います。・・・
(NZとは直接関係ない超個人的な事ですし関係者以外は・・・というか
きっとこんな感情や感覚は後にも先にもないと思うので
自分自身に向けたような内容になるかもしれませんのであしからずです・・・)

僕の母親は最後まで「風のガーデン」というドラマを欠かさず観ていました。

自分のいる病室の位置も分からないような寝たきりの状態になりながら。
僕が11月末に帰って病室に泊まった時真夜中に
「あっ、もうドラマの時間だ」なんて少し朦朧としながら。

このドラマのテーマは「人は死ぬ時にどこで何をしたいか?」
そんなことを倉本聡さんが言っていました。

そしてそんな母は12月19日の「風のガーデン」の最終回を観た後
クリスマスイブに逝ってしまいました。
運命の悪戯か偶然にも僕自身がオークランドでインターネットで
その最終回を観た数時間後でした・・・。

母親はもう延べ3年以上肝臓の病気と闘っていました。
僕は既にもうこっち(NZ)で生活していましたが
その間も入退院を繰り返していました。

その3年の間数ヶ月ごとに本当に危ない状況に陥りますが・・・

その頃僕が付き合い出したまっかちんとオーストラリアに旅行に行くので
一緒に両家族でオーストラリアで会わないか?と提案すればお医者さんを
説得してそれまでにゴールドコーストの海に入れるほどの体調にまで持ってくる力。

いよいよ僕らが結婚すると報告すると式にちゃんと出れる様にその頃転移した
何箇所ものガンを根治するために一時は本当に危険な状態にも陥りながらも
手術を重ね、またちゃんとこちらに戻ってきて「おめでとう」って言ってくれた力。

そして僕らの子どもが出来たことを喜んでくれたのも束の間、再度入退院を繰り返す毎日の中
(一時的でしたが)しっかりTHEOを抱きしめる事が出来るくらいにまで持っていたその力。

ピンチになる度にいつだって最後は戻ってきたとても心の強い母親でした。

そして11月末容態が悪化し明日にでも亡くなる恐れがあると
医者に言われ飛んで帰った時でさえ今度はその大きな山も越えて
僕が滞在した2週間は日に日に元気になっていきました。

だから今度もまた大丈夫だろう・・・か?!
12月の頭に2週間の滞在を終えNZに帰る際すごく悩みました。

自分の中ではこの時(11月)に急に呼び出された事でもしかしたら
生きて会えるのは今回が最後かもしれないという思いがあり今言えることを
洗いざらい言ってみてはどうかと考え出したりしていました。

今までありがとうだとか。今は幸せに暮らしてるんだよ。
とか、とうちゃんと仲良くねとか・・・・

一旦そんな話をし掛けるのですが・・・・・先の言葉を続けることができません。

だって話をしていても母親の頭の中にあるのは’どうやって次の手術を耐えて
生き抜くか’ということだとひしひしと伝わってくるからです。

もう一ヶ月も寝たきりの状態で早く帰りたい。
そしてこの状況を打破するためにどうしようか。

これからの自分のことを全く諦めずに闘っている母親に対し
僕はやっぱり最後のお別れにも取れるような言葉を続けることができませんでした。

この人はなんて強い人なんだろうと改めてその凄さに言葉を失ってしまいました。

今を持ってしても正しかったのか正直わかりません。
ちゃんと今までのことありがとうって言えたらよかったのに
という思いは今もまだ燻っています。

もっと違った感謝の方法もあったのかもしれませんがその時僕が話したのは
僕がまだ小さな子どもの頃に母親に怒られたことや、クリスマスの珍事件や、
家族での旅行などの他愛もない話ばかりでした。

そしてまた来るよといった感じの軽い別れを交わしNZに戻って来たのでした。

そして・・・

12月22日。
現状を打破するために今までにもなかなか例の少ない手術を敢行。
無事成功に終わった・・・はずでした。

12月24日未明
急変し日本時間の夜中の3時にたった一人で遂に旅立ってしまいました。

なんで?

母ちゃん・・・いっつも父ちゃんもみっこ(妹)もよしくんも看に着てくれたのに・・・
なんで皆の前じゃなくたった一人でしかもあっという間に逝ってしまったの?

最後夜中に父親が車で駆けつけた時には呼吸が停止し
微かに脈が残っているくらいの状態だったそうです・・・

妹がその数十分後に駆けつけた時には完全に亡くなっていたそうです・・・

そして僕が1日遅れて日本に駆けつけた時には
もう化粧をして棺桶の中で冷たくなっていました・・・。

なんだよ、これ・・・化粧して眠ってるだけじゃないかよ、母ちゃん・・・・

なんだかもう・・・・訳がわかりません。

今、目の前で起こっている現実がどうしても自分の中に入ってこないのです。

しばらくして落ち着くのですが母親という創造主がいない世界に
自分が存在しているというその状態が今度は飲み込めなくなります。

今までいた世界とは別の空間に迷い込んでしまったようで
非現実的世界に行ったり来たりしていました。

日に日に現実を受け入れるようになり葬式まで済ませるとようやく起こっていることの
全てを理解できるようになりましたが忘れる瞬間もありました。

だけどふとした拍子に居間に飾ってある写真を見るとこの家に
母親がいなくなったことを何回も知らされるのでした。

その頃のTHEOは慣れない家のせいか、なぜか夜咳でむせて全然眠れませんでした。
夜中の2時3時にもなっても止らないTHEOをまっかちんが必死にあやしています。
正直まっかちんも眠いしさすがに発狂寸前になる時もあります。
僕もまっかちんと替わったりしてみますが一向に泣き止みません。

それでも最後はどんなに時間が掛かっても子どもを寝かしつける母親。

その姿を見ている内に「オレも子どもの頃(母親はこんなに眠いし疲れてるのに)
こうしてあやしてもらったんだろうなぁ」と思いまた押さえつけていた涙が流れるのでした。

この帰国中どれだけの涙を流したんだろう・・・

悔しい涙、自己嫌悪の涙、思い出の涙、時が流れてこんな気持ちさえ
いつか薄れていくんじゃないかと考えてしまう寂しい涙。そしてただただ悲しい涙。

風のガーデンの中で緒形拳さんは言ってました。

「’悲しい’という言葉の中にそこには好きだからという意味が含まれていると・・・」

母ちゃん・・・・悲しいです。寂しいです。

生きている内に何もしてやれなかった。
ニュージー行きのチケットも渡せなかった。
THEOのこと溺愛していっぱい話をしてもらいたかった。
そして記念日の度に「セオ君は今何が欲しいの」って聞いて欲しかった・・・

でも昔、皆が寝静まって母ちゃんとオレだけが下の階にいて
母ちゃんが化粧箱の前で化粧を落としながら色々な話をしたよねぇ。

オレの昔の彼女の事とか父ちゃんが被った部下の失態の話とか
みっこと話す話とか・・・そして当然オレが家庭というか結婚するかどうかとかね・・・

そんな話をしたあの頃が戻ってこないのが一番・・・・・寂しい・・っていうか
その化粧箱が残ってるのが・・・・一番オレにはキツイよ・・・。

考えるとキリがありません。

でもせめてもの慰めはラスト3年で自由気ままの長男がなんとか結婚し
式に出てその姿を見てもらいTHEOという孫を抱いてもらえることができたこと。

そしてこれは変な感じだけど遺灰と写真をこっち(NZ)に持って来た事で
以前よりも僕らの近くにいるように感じること。

病気の時の体の不自由を離れてあんなに行きたい行きたいと行っていた
NZに実は今一緒に帰って来てるんじゃないかな。とさえ思えてくることです。

でも本当にそんな気がします。本気に。

そしてようやく会えたPOKEYとNZの庭そしてTHEOを見ながら笑ってるんだろうな。

母ちゃん本当に色々ありがとう。
これからは近くから甲殻類家族を宜しくお願いします。

また話をしようよ。またね。

ダイスケ


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