ニュージーランド生活 1年目
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高校や大学を経て海外や日本で働く(第2回)
Kia Ora, everyone! Chiyuki です。
気が付けばもう 2 月!あっという間の 1 月でした。
Time flies. 時が経つのは本当にはやいですね。
わたしがニュージーランドに渡ったのはもう 18 年も前のこと・・・
15 歳になったばかり、1 人で飛行機に乗り、地球の裏側へ。
留学した張本人としては、当時こんなことは思いもしませんでしたが、今考えてみれば; 「よくも 15 歳の女の子を 1 人、知り合いがいない遠い国に行かせ(てくれ)たなぁ・・・」
海外経験がなかったにも関わらず、うちの両親が選んだ「娘の海外留学」という選択肢は当時からするととても 勇気がいることだったと思います。
e メールが徐々に普及し始めてはいたものの、まだまだ手紙を書き切手を貼 り郵送する時代、相手に届くのは 1 週間後、国際電話も高いし、携帯電話なんて超贅沢品でした。
国際電話用のテレフォンカード、よく買いに行ってました! まさに「可愛い子には旅をさせよ」だったのでしょうね。
さて、ニュージーランドは 1 月スタートの国。 日本の中学校を 3 月に卒業したわたしは 4 月にニュージーランドに渡りました。
しかしその時期に高校に入るにはタイミングが悪く、とりあえずまずは 4 月から 12 月までみっちり語学学校に 通うことにしました。
日本にいる時から、留学に備え 2 年先の英語の勉強をしていたため、出発時、中 3 の時に は高 2 レベルの英語が身についていたはずなのですが、まぁ、はっきり言って全然通用しませんでした。
20%ほどしかコミュニケーションが取れず、何を言われても「Pa, pa, pardon?」という感じで、毎回質問を聞き 返してしまっていました。
そんな調子が半年ほど続きましたが、ある日、「あ!今のわかった!」って思えたのを機に、相手に聞き返すこ とがぐんと少なくなくなり、スムーズな会話が成り立ち始めました。
語学学校では毎日新しいボキャブラリーに 出会い、難しいと感じることばかりでしたが、それが上達している証だったと思います。
次の年から通う高校もこの頃探し始め、公立・私立・共学・女子高と色々選択肢はありましたが、最終的に学校 見学の際に雰囲気と制服が気に入り、そして美しいグランドピアノが決め手となった私立の女子高を受験しまし た。
試験の結果、無事合格し、高校 2 年生として編入することが決まりました。
そして、それと同時期になにか 張りつめていたものが切れたのか、初めてホームシックになり、大泣きしながら親に電話したのを覚えています。
今でもその時後ろで流れていた Ricky Martin の”Livin’ la Vida Loca”を聴くとあの日のことを思い出します(笑)
Ricky Martin – Livin’ La Vida Loca
その年の 12 月、留学後、初めて日本に帰国しました。 久しぶりに帰る母国、久しぶりに会う家族や友人、久しぶりの日本の冬のにおい、たくさんの久しぶりの連続で 今までに感じたことのない不思議な気持ちを抱いたの覚えています。
そして、そんなわたしを空港で出迎えてくれた両親はびっくり! それもそのはず。 日々のマッシュポテトで体重は 10kg 増、身長も 10cm 以上伸び、真っ赤な髪の毛で帰国したのですから・・・(笑)
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ABOUT ME: Born in: Nagasaki
Raised in: Nagasaki, Fukuoka and Osaka
Went to school in: Japan and New Zealand
Worked/Been working in: New Zealand, Taiwan and Japan
Languages: English, Mandarin and Japanese
Interests: Photography, Food, Architecture, Art and Beauty