海外だからこそ手に入る考える力と失敗が許される環境とは?
【この記事を読んだら分かる事】サッカーを通じて学んだ仕事感、失敗の意味
ニュージーランドはラグビー大国?サッカー大国?
なんだか普段とちょっと趣の違うサッカーに絡めて海外と仕事の話ですが・・・
たまにFBで呟くこんなマニアックなテーマを好きと言ってくれる方もいるので今回、感じることあって記事にしてみました(笑)
そもそもですが・・・ニュージーランドの代表的スポーツは何でしょう?
って当然ラグビーだし、オールブラックスを思い浮かべる人も多いでしょう。
僕は15年もいて未だにちゃんと試合を見に行った事はないですがHAKAは確かにカッコいいなーと思います。
2019年、日本でのラグビーワールドカップもあって最近ではこんなCMもありますね!
やっぱりラガーの国だなと思う事は確かに多いです・・・・が
実はプレイ人口でいっても子供の人気でいっても今やラグビーはサッカーに追い抜かれているというデータもあります。
プレイ人口:(ソース)
Soccer: 105,023
Rugby Union: 98,543
Football beating rugby for kids
まぁこれからも色々な国からの移民が増え続けていけばサッカー人口の増加は加速していくことでしょうね。
現在のところニュージーランド国内にプロフェッショナルリーグはなくサッカーだけで生計を立てている人はセオリー上はいないと言う事になっています。
ニュージーランドサッカー代表のオールホワイツがワールドカップで試合した時や、卓ちゃんこと岩田卓也選手がクラブワールドカップの試合をしている時も
この選手は普段は医者をしている人でNZにはプロはないんですね
なんて解説をよく聞きます^^
まだまだサッカーに関してはこれからの国とも言えますが岩田選手のようにそのニッチなマーケットを狙って挑戦しに来る日本人プレーヤーもいますね。
過去には日本代表だった岩本選手や、U19まで日本代表だった田中洋明選手(当時毎日一緒にご飯食べてました^^)もこの地でクラブ・ワールドカップを目指しました。
日本にいたらまず一緒にプレーすることはなかったそんなプレーヤーとのサッカーもこの国の魅力のひとつです。
子供からOVER40のリーグまで年齢や性別に関係なくどこでも芝生の上で蹴れる環境。
本当に最高です!
仕事も生き方も大切な事は全てサッカーが教えてくれた
そんなサッカーですが・・・この国にいるからこそ40歳を過ぎた今でもフルコートで続けていけているんだと思いますが、これだけ長くやっているとプレー自体もそうですがサッカーの考え方も随分変わって来ます。
若い頃は自分で仕掛けるドリブルだったりシュートだったり個人の力という部分に焦点が合っていたし、ボールを持つとそれを優先して選択しているような時期がありました。
それが年齢を重ねる毎に一瞬の瞬発力やスピード、体力で若い人とは開きが出てきてしまうので違う方法で生き残っていくためにそれまで以上に考えるようになるんです。
これって仕事の場面でもすごく似たような状況があるように感じています。
上の例をそのまま当てはめると・・・
自分で出来る範囲を把握できるようになれば、全てをやろうとしないで「持っている人の力を借りて進めていく」事を考えるようになる。
そして一人でドリブルで抜いていってシュートを決めるよりも・・・
予想や準備が功を奏してより多くのチームメイトとのパスが繋がって点が決まることの方が何倍も何十倍も嬉しい!!
それは丁度一人で仕事をして大きな功績を得るよりも、より多くの方と共同でプロジェクトを組んで各パートの専門家が良い仕事をしてくれて成功を収めてそれを皆で共有する時が最高に嬉しい時のように・・・
実際に自分がどちらも経験して本当に感じる事です。
失敗をすればもっと上手くなる!賢くなる!
実際のところ今年は毎週末サッカーのリーグに出て試合に出るのではなく近所のFUNサッカーに参加しています。
まぁ40過ぎのお父さんたちが多く(自分もだろっ!!^^;)そんな環境であれば、まぁ自由にボール持てたり、好き勝手に動けるのですが・・・
こないだ久しぶりに日本人チームの練習に参加しました。
ここはワーホリ世代以外にも30代もいますが中には10代なんかもいたりしてスピードも技術も全然違います^^;
当然ここでは自由にボールなんて持てないんですけど、才能のある若い人にパスを繋いでチャンスが作れるとやはり一人で自由に持てる時以上の嬉しさがこみ上げます。
以前このブログでも書きましたがやはり僕は頑張っている若い人の応援が好きなんですね、きっと^^
ただそんな若い人たちに「ガミガミじいさんDUKE」は物を申したい!!
これは前回の練習の時だけの話ではないのですがここ数年モヤモヤしていたことです。
それは・・・
日本でずっとサッカーをして来た今の世代の子って本当にうまい。技術があると感じます。
トラップひとつにしてもしっかり自分の意図したところに止まるし、蹴れるので相手に詰め寄られても全然焦らないんですよね。
なので無闇にボールを失ったりという失敗が本当に少ないです。
でも一方で・・・失敗してもいいから仕掛けて行くという若い人が本当に少なくなってきているように感じます。
僕がその若さでそんな技術があったら調子に乗って絶対一人でガンガン行く(苦笑)
もちろん、そんな中でどんどん勝負してくる人もいるのでそういうのは見てても気持ち良いですけど^^・・・
そして当然成功する事ばかりじゃないでしょうけど
そんな経験から次に繋げることが出来ます。
まぁこれってサッカーも、仕事を含む普段の生活についても全く同じなんですが^^・・・・
僕は若い彼らが僕らの頃よりサッカーの技術も高く、
若いうちから危機感持って海外経験を積めている部分も含めて
「僕らの頃よりも全然スゴイんだから、もっと自信持って何でもやって行っていいと思う!」と言いたいし
もっと言えば
分かる・・・分かるよ・・・日本にいるとなかなか失敗は許して貰えない・・・
でもだからこそ日本を出た海外では沢山、失敗をするチャンスだよ!!
と本当に言いたいです。
僕は今、ここNZでそんな失敗を体験出来るプログラム作りに着手しています。
「大丈夫、人は他人の事そんなに気にしていませんよ、特にこの国では(笑)・・・
日本では味わえない失敗をしに、この南の小国に来ませんか?^^」
・サッカーを通じて学ぶことはいくつになってもある
・自分が持っている資質がなかなか表に出ないのは失敗経験が少ないからでは?
・折角の海外体験中に沢山失敗をしてそこから見える可能性を広げてみよう!