なぜフェイスブック含むSNSでペルソナを作る事が重要なのか?
この記事を読んで欲しい人 | オンラインコミュニティ構築に興味がある人。運営を改善したい人 |
記事を読んだ後分かること | Facebookを使ったコミュニティ運営が基礎から分かるコース④ |
こんにちは。
ニュージーランドからDuke(@kogepanman)です。
Facebook Community Manager Online Coursesを実際に翻訳+補足の記事をUPしていきます。
では早速・・・
第二章:コミュニティ戦略とプロセスの策定①
*今回はレッスン内容は基礎の考え方なので参考にペルソナを作る例を挙げています。
**記事に出て来る「あなた」はコミュニティ管理をする(している)あなたを指しています。
はじめに
視聴者(参加メンバー)がどんな人たちなのかを最もよく表現するために、コミュニティ管理者は以下のような質問に答えることができるようにしなければなりません。
・コミュニティのメンバーは誰か?
・どこの出身か?
・何が好きなのか?
・彼らはどのようなコンテンツをオンラインで利用しているのか?
そして、(管理者として)コミュニティのメンバーには誰になってほしいのか?
その答えは、あなたのコミュニティの視聴者(参加メンバー)のプロファイルを理解し、定義するのに役立ちます。
このレッスンでは、コミュニティの視聴者(参加メンバー)をセグメントに分け、メンバーと共有するコンテンツの戦略を決定します。
そしてコミュニティをオンラインでサポートするために最適なプラットフォームを選択する方法を学びます。
ペルソナ・プロファイル
自分の視聴者(参加メンバー)が誰なのかを明確に把握していないと、コミュニティを拡大してメンバーを巻き込むことは難しいでしょう。
ペルソナプロファイルを作成することで、オーディエンスとそのニーズを定義することができます。
例えばある人から、あなたのコミュニティの平均的なメンバーについて教えて欲しいいと頼まれたとします。
おそらく、出身地、年齢層、興味のあることなど、コミュニティのメンバーに共通する一般的な特徴を見つける事が出来ると思います。
これらすべての情報を、コミュニティのメンバーを反映した特定のプロフィールにまとめることができます。これをペルソナプロファイルと呼びます。
ペルソナとは、コミュニティの一部を代表する架空のキャラクターのことです。ペルソナプロファイルを作成するには、いくつかの調査が必要です。メンバーの所在地、人口統計、興味、行動、つながりは、ペルソナ・プロフィールを作成するための重要な情報です。
ここでは、ペルソナプロフィールの調査と定義を開始する方法を説明します。
1. あなたのコミュニティのメンバーのグループにインタビュー、アンケート、動向チェックを行います。
彼らの居場所、人口統計、興味、行動、つながりなど、公開されている情報が活用できます。
少数の人々だけではなく、あなたのコミュニティを代表するために十分なデータを収集するようにしてください。
コミュニティの動向を知るためにアンケート機能を利用したり、自由形式の質問をしたりしましょう。
2. メンバーが所属している可能性のある他のコミュニティを探す。
これにより、メンバーの興味やつながりをより深く理解することができます。例えば、Facebookグループを管理している場合、メンバーがどのグループに参加しているか、どのページをフォローしているかを調べることができます。
3. メンバーにとってのコミュニティの価値を定義しましょう。
メンバーは、あなたのコミュニティで何ができるかを期待して参加します。
何がメンバーをコミュニティに参加させるのかを理解することで、コミュニティの価値を定義していき、メンバーのニーズに対応することができます。
4. リサーチからパターンを見つけ、類似メンバーをグループ化する
グループのメンバーが共通の特徴を持っていることがわかれば、あなたのコミュニティ内でメンバーのパターンを見つけたと言えるかもしれません。
パターンには、共通の趣味を持つメンバーや、同じ年齢層のメンバーなどが含まれます。
5. 見つかったパターンに基づいてグループの代表モデルを作成します。
代表モデルは、典型タイプとも呼ばれ、メンバー・タイプなどのタイプやグループの理想的なモデルです。
これらの典型モデルが、あなたのペルソナになります。
あなたのメンバー・セグメントを表現するために、必要な数だけペルソナプロファイルを作成することができます。
6. ペルソナのプロフィールに名前とストーリーをつけて、セグメントを表すユニークなものにする。
ペルソナの説明には、その人の所在地、人口分布、興味、行動、人脈などの情報が必要です。
コミュニティに作成すべきペルソナプロファイルの数に正解も不正解もありませんが、細かすぎて何十個も作成するのは避けた方が良いでしょう。最良のアプローチは、メンバーを的確に表現するために必要なセグメントの数を考慮する事です。
ペルソナプロファイルを使用してメンバー戦略を定義することで、コミュニティのメンバーとのエンゲージメント(やりとり)を高めるために使用できるコンテンツ戦略を特定して最適なプラットフォームを選択することができるようになります。
メンバーに対する洞察力が高ければ高いほど、メンバーに意味のあるメッセージを届ける事が出来るようになります。
また、コミュニティが進化すれば、メンバーも変化していくする可能性があります。
ペルソナプロファイルを更新したり、メンバーセグメントを見直したりする必要があるかどうかを確認するために、メンバー戦略を頻繁に見直してみましょう。
フェイスブックに搭載されているインサイト機能について
あなたのメンバーの特性を調査する方法の1つとして、コミュニティ内にあるインサイトツールを使用することがあります。インサイトでは、メンバーに関する人口統計データや、コミュニティメンバーがコンテンツに対してどのように反応しているかなど、コミュニティのパフォーマンスに関する情報を提供しています。
また、インサイトは以下のような質問に答えるのにも役立ちます。
・コミュニティの女性と男性の分布はどうなっているか?
・コミュニティのメンバーはどのような年齢層に属しているか?
・コミュニティのメンバーが住んでいる国や都市、使用している言語は?
これらの情報は、ペルソナプロフィールやオーディエンス戦略をさらに詳しく知ることができます。例えば、上記の例の人口統計データを見るとあなたのペルソナプロフィールの1つは25歳から34歳までの女性であると判断することができます。
インサイトへのアクセスと機能の条件
インサイトにアクセスできるのは、コミュニティが特定の規模に成長してからです。
例えばFBページでは、メンバーの年齢、性別、所在地などの人口統計データは、コミュニティのメンバーが100人以上になってからしか利用できません。
グループページでは、トップの国、都市、年齢、性別などの特定の情報は、会員数が250人を超えた場合にのみ表示されます。
実際にペルソナを作ってみる
ペルソナは例えばSNSをやる時やブログ、動画を作る時も意識してやる方が良いと言われています。
なんとかなくこんな人に向けて・・・っていう感じで発信するよりもこの特定の「あなた=ペルソナ」に向けて発信した方が人の心に届きやすいと言われています。
ですのであなたも一度あなたが作りたいコミュニティのペルソナ像を作ってみてはいかがでしょうか?
以前ペルソナについては(ブログですが)書いているので良かったらご参考下さい。
➡次のコース:
今後オンライン無料コースの内容をカバーする内容を翻訳+僕の今まで経験してきフェイスブック運営の内容も少し補足します。
現在アマゾンで販売中の電子書籍を読んでからご覧頂ける方が理解が深まると思います。
(980円ですがアマゾンリミテッドのトライアルを使えば実質無料で読めます)
グループの設定などは書籍もご参考下さい