NZで入るワーホリ・ビジター向け保険
はじめまして、保険アドバイザーの新田です。
今回から保険に関するコラムを担当します、どうぞ宜しくお願いします。
さて記念すべき第一回ですが、たまたまワーホリ予定の方の投稿を目にしたので、ワーホリやビジターの方向けの保険に関するお話で。
★保険は日本で入る? NZで入る?
日本の保険の大きなメリットはやはりサービス面。医療通訳が対象になる、キャッシュレスサービスがあるといった特に医療面での言葉の問題が少なくなるのは安心できます。
またこういったサービス面だけでなくもう一つ気をつけたいのがワーホリ期間中や終わったあとのNZ国外への旅行。NZで入る保険だと、NZ国外の保障は母国との行き返り数日間だけ、行き先(主にオーストラリア)や保険が効く旅行期間を制限している、行き先を指定してオプションで追加(料金別)するといった形なので少し注意が必要です。
というのもワーキングホリデーやビジターの場合、ビザによる制限のためNZ発の海外旅行保険を単独では加入できず、日本の旅行保険は日本出発後に加入が出来ません。ワーホリを終えて、また途中でもプランをあまり決めずにあちこちの国を回ろうとする場合、日本の海外旅行保険の方が旅程にフレキシブルに対応できるかもしれません。
一方、NZで入る保険の最大のメリットはやはり値段、日本と比べ半分から1/4くらいなることがあります。せっかく外国に来ているし、言葉の問題といった不便さを覚悟しても十分魅力のある金額だと思います。また一年という長丁場で考えるとNZで保険請求の払い戻しが受けられるのは便利です。(日本の保険だと基本的に日本の口座に払戻し)
★NZの保険どの会社を選ぶ?
ニュージーランドで入るワーホリ向けの保険はサザンクロス、ユニケア、オービットがポピュラーですが、どこが良いのか一概に言えません。値段が高い安いだけでなく、エクセスの違いや期間中に帰国すると保険が無効になる会社、ならない会社、、また前述のNZ国外での保障も関連してきます。
まず自分の中でのどんなことに不安を感じるのかを振り返り(英語のコミュニケーション? 予算? 万が一のときの負担? など)またワーホリのスケジュールを大雑把でもよいので組立ててみるとどの保険が良いのか見えてくるのでは。ちなみにNZでの医療費はどの程度かかるのか下記をご参考にどうぞ
https://nz-hoken.com/medicalcost/
★最後にちょっと余談
もし(どこの保険にしても)携行品の保険に入るのであれば、身の回りの高価な物は日本にいる間に領収書を準備して(もしなければ日本にいる間に再発効してもらう。)ご家族に預けておくともしもの時に役に立ちます。またNZで高価な物を購入したときは領収書を無くさない様に注意してください。携行品の請求をする場合、この領収書を用意するのがかなり大変なことがあります。
また歯に関してはほぼ保険が効きません。またNZで自費だとかなり高額なるので、日本を出発する前にしっかりチェック、治療を終えてくるのが賢明です。
*それぞれの事情により適した保険は違ってきます。サザンクロスの保険であれば取り扱っていますので、相談や分からないことががれば
naoto.nitta@aiafsn.comまでお気軽にどうぞ。
ご注意:ここに書かれた内容は出来るだけ正確を期すように心がけていますが、個々の状況に非常に左右されることも多く、あくまで一般的なガイドラインとご理解ください。またこれらの情報を利用し発生した損害についてはいかなる場合も一切の責任は負うことができませんので、予めご了承ください。