(悲報)ワークビザで役職に就くと条件変更じゃなくビザ申請し直し?!
この記事を読んで欲しい人 | 雇用主記載のワークビザの変更条件を知りたい人 |
記事を読んだ後分かること | 何を変えるかによって条件変更申請か新しくビザ申請か変わってくる |
こんにちは。
ニュージーランドからDuke(@kogepanman)です。
先日ある噂を聞きました。
こういう時どうするか・・・
こういう回答も移民アドバイザーにも色々な見解や持って行き方があるようで・・・意見が分かれる事も多い^^;
5人に聞いたら5人とも同じ事を言う事はあり得ない・・・のが移民アドバイスの世界。
まぁそれは各々のバックグランドやネットワークを駆使して出来ること言っている(と信じたい)のだろうけど・・・
正直僕らのような普通のルールを聞きたい人間からすると何を信じて良いか分からない世界でもある。
なのでこういう時は・・・
直接移民局に話を聞くことにしている。
まぁ彼らにしても話す人によって回答が違う事も多くあるのだけれど(苦笑)・・・
まずはこちらをご覧下さい。
そして残念ながらこの移民局スタッフの言っていた事が正しかった情報は意外にすぐ見つかってしまいました・・・
もくじ
Essential skill work visaとワーホリを含むオープンワークビザとの違いは?
そもそもこういう条件が変わった時に影響を受けるのはビザに条件の記載のあるEssential skill work visaでワーホリを含む(どこでも働ける)オープンワークビザには関係ありません。
その違いについては以前ここで書きました。
2021年に向かって改正中のワークビザ🇳🇿では職種によってスキルレベルが1-5まであり4,5をLower-skilled、1, 2, 3で時給が $37.49以下をMid-skilled、そしてレベルに関係なく時給が $37.49以上をHigher-skilledと呼びビザ発行年数もそれぞれ1年,3年,5年と変わる。今後はMidが無くなる等大きく変わる方向 pic.twitter.com/qHG40Ae1Hi
— NZ移住&就職案内人Duke (@kogepanman) October 14, 2019
オープンワークに該当するのは①ワーホリ②永住権や一定の条件を満たすワークや学生ビザを持つ人のパートナー③条件を満たすコース卒業後Post-study work visaを持つ人の3タイプ。普通のワークビザ(Essential Skills Work Visa)は企業・働く場所まで指定があるがこちらは自由に幅広く働く形がある。 pic.twitter.com/upkyT9UTxH
— NZ移住&就職案内人Duke (@kogepanman) October 12, 2019
ワークビザで働く条件が変わる場合は?
この移民局のサイトによれば上で書いたようにEssential skill workビザには色々と条件についての記載がありこれらに変更がある場合はその内容に応じて2つのオプションがあると・・・
①条件変更 (variation of conditions)
②新しくビザを申請し直す
条件変更 (variation of conditions)とは
動画の中でも話をしていたこの条件変更 (variation of conditions)についてはここに説明があります。
Essential skill work visaのビザには下記のような条件が記載されています。
- 雇用主
- 仕事内容(ジョブタイトル)
- 働く場所
- 就労中に学校に通える期間
これらの内容が途中で変更が必要な場合に(新たにビザを申請するのではなく)この条件変更申請をするのです。
そしてどんな場合にこの条件変更が可能か・・・
今回の動画や記事の一番知りたい内容はずばりここに記載されていました。
もしあなたが Skills Work Visaを取得して下記条件で変更部分があれば条件変更申請可能です
- 雇用主が変わるもののあなたの職業も働く場所が同じ場合
- ビザ記載にある条件や新しいポジションに変更したい職種が人手不足リストに載っているかどうか
(もちろんその条件を満たす事も必要)上記に当てはまらない場合には新たにビザの申請が必要になります。
条件変更や新しいビザ申請中に新しいポジションに就くことが出来るのか?
これも同じサイト内で書かれていますが条件変更やビザ申請中に新しいポジションに就くことは出来ず違法となるので注意とあります。
まとめ&意見(苦言)
という事でワークビザの条件変更で良いパターンと新しくビザ申請し直しの比較をしてみました。
現実問題として現在のミッドスキル以上で3年以上のワークビザを保持している人が3年間同じポジションにいる事の方が難しいと思います。(スキルアップするなって言われるような物ですから・苦笑)
ポジションが変わるので新たに国内に該当者がいないかをチェック Labour market testをしなければいけないなど理屈は分からなくもないのですが・・・
Labour market testとは?
Labour checkとも言う。ANZSCOレベル1~3の職種は主要求人広告(seekや trademe)に最低2週間求人募集。4&5の職種は主要orローカル広告に最低1週間求人募集とWork&Incomeに求人登録が必要。適任者がいなければビザ申請となる。人手不足リストに載っている職種はこれらは必要なし #ニュージーランド移住 pic.twitter.com/rNBrxYw4Pu
— NZ移住&就職案内人Duke (@kogepanman) October 14, 2019
一方で同じ職種で同じ場所であれば雇用主が変わっても条件変更のみで良いという・・・・
「あれっ、その会社が現地人の雇用を試みたけど見つからなかった証明をするためのLabour market testじゃなかったっけ?」
そういう理屈なら新たに迎える人には条件変更だけで良いのか?!
という矛盾も感じてしまいます。
例えばホスピタリティの業界はどこも人手が不足していたり現地で募集してもなかなか集まらない業界なんですからここまで現地の人(や僕ら永住権保持者もですが)の雇用を守るためという理由でこんなややこしいやり方する必要あるのかな・・・って本当に感じます。
まぁどこかの大臣じゃないけど「この国のやり方が気に入らなければ次の便で帰国しろ」という言葉は悪いけどそういう気持ちはどこかにでもやっぱ自分自身でも持っています。
しょせん僕らはニュージーランドに(自らの意思で残り)住まわせてもらっている者。
自分で決めている以上それは従いますけど・・・
ただここのところニュージーランドは(市民や永住者)皆を平等に守ろうという意識が強すぎるのか、どこの国でも避けられない競争というものから離れていこうとする政策が多いような気もします。
現地の人だって仕事したいならホスピタリティどんどん入ってくれば良いんですから!
来ないから外国人が必要なんでしょ・・・っていう誰でも知っている事実をどう考えて行くのか・・・
海外からの人材や投資はいらないんですか?!・・・
10年後はフィッシュ&チップスのtake awayのお店しかなくなってたりして(苦笑)・・・
いや、笑えん^^;・・・
という珍しく苦言のまま終るラストです。
いや・・・ホントどうなっていくのかな・・・