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サッカーのこと・・・11番のKAZUさんに憧れて

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この記事を書いている人 - WRITER -
24歳の時に1年オーストラリアでワーホリを経験。ワーホリから帰国後5年弱外資系で働くも今度は海外で働く事を目指して30歳を目前にニュージーランドでギリホリを経験。そして思いの外ハマってしまいこの地に住んで19年目。海外のマーケッターから学びながらフェイスブックグループ使ったオンラインコミュニティ運営にタ情熱を燃やしています^^
詳しいプロフィールはこちら

こんばんは。

今日久しぶりにBLOGRANKINGを見たら11位でした。

しばらく10位以内から外れているみたいですが
僕はこの11番ってすごく好きな数字なんです。

もう15年以上つけてる僕のサッカーでの背番号です。

今日は全然ニュージーランドとは関係ないですけど
ちょうどこの人の本を最近読み直した直後なので
僕がこの11番にこだわる偉大なサッカー選手と
超個人的なサッカーにまつわる話を書いてみたいと思います。

たぶん長くなるし興味のない人は今日はお飛ばし下さい
そしてまた戻ってきてくださいね(笑)

最初に11番という背番号に憧れだしたのは小学校3年生の頃。
僕は小学校2年生の頃(7歳?)からサッカーを始めました。
丁度その頃キャプテン翼が大人気の漫画でその中に出てくる
岬君というキャラクターが11番をつけていました。

光ある翼君とコンビを組むこの岬君は親の都合で転校を繰り返し
苦労も多いのですがいつも明るくプレーも華麗でした。

そんな岬君に憧れていた小学3年生の僕はというと実際は
自分の学校から唯一人、隣の学校のサッカークラブに通いつつも
内気な少年で(今では考えられない?)プレーも消極的で
自分よりも低学年の子たちのチームに混ざって少しも
サッカーを楽しんでいませんでした。

なんで辞めずに続けていたか今考えても不思議です。

でもそんな僕でも自分の学校でサッカーをする時は伸び伸びと岬君張り?!に
プレーをしてクラスではサッカーといえばYAMA(昔のあだ名です)
と言われていました。

だけど中学生になると腰や膝を痛め今までサッカーと言えばYAMAと
言ってくれていた人たちにどんどん追い抜かれ、そのことによりまたプレーも
萎縮していきレギュラーどころかサブにも入れてもらえず憧れの11番どころか
僕がもらえた番号は当時の1年生の最後から3番目くらいの36番でした。

僕のサッカー人生の中で一番暗い時間を過ごした3年でした。

そんなサッカー人として暗い中学時代を過ごし高校に入ってまた
やってみようかとも思いましたが結局3ヶ月ほどで辞めてしまい
このまま僕はサッカーに関わっていかないんだろうと当時は思っていました。

そして大学に入りその他大勢の人がそうであるようにサークルやバイトに
慌しくしている頃その11番の存在がどんどん大きくなってきたのです。

そう、KING KAZUこと三浦和良選手です。

鳴り物入りでベルディに入ったKAZU選手は(本で読むと最初の頃は
日本のスタイルとかみ合わない時期もあったそうですが)日ごとに存在感を増し
皆さんご存知のようにあっという間にスター選手になりました。

例に漏れず僕ももうあっという間に心を奪われてしまいました。

まるで初恋のようです?!

そして丁度そのころ高校時代の友達とサッカーチームを作ろう
という話が持ち上がり、どういうわけか?!成り行き上キャプテンを
することになった僕はサッカーを始めてから10年を経て
(キャプテンの権限を振りかざして!?)
遂に念願でもあり憧れの11番をつけてゲームをすることになっていきました。

そこには自分で作ったチームという思いもあり気心の知れた仲間と
始めたチームということもあり、もうプレーに萎縮する以前の僕の姿は
ありませんでした。

そしてある時同じ市内で対戦することのになったチームが小学校の
時僕が所属していたチームの同学年が作った所でした。

10年前と同じ顔ぶれで向こうは当時からレギュラー組。
僕は他の学校から練習に来る目立たないへたくそ組。

だけどチームを引っ張る役目の僕は
もう萎縮していた僕ではありませんでした。

結果は確か負けてしまったと記憶していますが試合の後に
小学校時代キャプテンだったその人が
「お前うまくなったなぁー・・・というか明るくなった?」

と言ってくれたことが印象に残っています。

僕は確かに変わったんだろうなとその時思いました。
僕は負けず嫌いでだれに何を言われても自分のプレースタイルを
貫くKAZU選手のような強さに憧れますがそんな強い心は
持ち合わせていません。

僕を変えてくれたのは小学校時代のクラスメートのように
楽しくサッカーをする喜びを思い出させてくれた
そのチームメート達だったんです。

19歳の頃にそのチームを立ち上げ実際に僕がニュージーランドに旅立つ
翌年の29歳までチームは公式試合に参加していました。

僕はこの10年間で本当にサッカーを好きになったんだと思うし
そのキッカケを作ってくれたKAZUさんの動向はいつも気にしていました。

(だいぶ脱線しましたがここからが今日僕の書きたいことです・・・長っ!!)

まずKAZUさんの何が好きになったと言うとやっぱり人を魅せる
プレースタイルです。

ひとつのプレーで見るものを魅了しそしてKAZUにボールさえ出れば
点を入れてくれると思わせる決定力の高さが何よりの魅力でした。
(あえて過去形で書いてますけど今も僕はそう思っていますよ)

今考えてもあの頃のKAZUさんを上回る決定力のあるFWは
日本には残念ながら存在しないと思います。

でも実際にKAZUさんをもっと好きになったというか憧れが強くなったのは
ワールドカップの選考から外れたあの98年以降です。

僕は当時オーストラリアのワーホリに出ていてそんなことも知らず
母親からの手紙+新聞の切抜きを見て愕然とした思い出があります。

えーーーーーー!!!!

なんで????

確かにその前から以前の決定力が見れなくなってきたことは僕も
感じていましたけど大事なところで絶対すごいプレーをしてくれることだけは
多くの人と同じく感覚でわかっていることでしたから・・・・

当時の岡田監督だけの意図ではないのかもしれませんし
マスコミのあおり方にも問題があったのかもしれません・・・

だけどあの決断だけは今を持ってしても理解も納得もできないし

なんてことをしてくれるんだ日本サッカー協会よ・・・・と思いました。(今でも思っています)

僕にとってはもうワールドカップ行きを逃したドーハの悲劇以上のショックでした。

ただそれでも愚痴を言うでもなく日本に帰国したその日から練習をしていた
KAZU選手。

もう言葉が出ません・・・

当時一緒に帰国した北澤選手のKAZUへの手紙という記事を読んで
ちょっと涙さえ出てきました。(詳細はこちら)

今も尚現役として本当の意味でのプロサッカー選手を続けている
KAZU選手。
どんな逆境にも、外野の声にも負けず自分の信念を貫き続ける姿。

男として人間としてとても尊敬しています。

弱い僕にはKAZUさんの姿はとても大きくて、でもそんなKAZUさんの
頑張っている姿に元気を貰い僕も頑張らなきゃと思わされます。

まだまだ現役で頑張って多くの人に勇気を分けて下さい。

そしてシドニーFCや去年の岩本選手のように大陸クラブチャンピオンシップを
決めるためのチームとしてオークランドのチームに助っ人で
来てくれることを密かに期待しております。

(絶対試合見に行きたいです!!)

サッカーってほんと、素晴らしいです!!

できれば小えびもここニュージーランドでラグビーじゃなくサッカー小僧になって
大切な仲間を作って挫折や、悔しさや、楽しいことや、続ける事の大切さ
を経験して欲しいと思います。

僕も草サッカーでも、いつまでも11番つけてプレーし続けますよ!!

あ・・・うちの長男もKAZUさん顔負けの?!なかなかのドリブラーなんですよ

最近重くなってきたダディにはスピードじゃあ負けないよ!

DAISUKE

なんだかよく分からないサッカー談義ですいません。
次回はまた永住権のお話です。
11位には満足しているんですけど・・・
どうぞ皆さん応援を宜しくお願いします!!

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