フェイスブックで上位表示されるための11のヒント(2021年のアルゴリズムについて②)
この記事を読んで欲しい人 | フェイスブックで何を気にして投稿をすれば人に見られやすいかを知りたい人 |
記事を読んだ後分かること | 今日から使える具体的で有効性の高い投稿方法 |
こんにちは。
ニュージーランドからDuke(@kogepanman)です。
昨日の投稿フェイスブックで優先的に投稿を見せるには?を受けて・・・
「続きが楽しみです」というコメントを何件か頂きました。
これは連投せざるを得ないですよね(笑)
でも僕自身も調べていて「へー、そうなんだー」の連続だったので是非ご参考頂ければと思います。
では早速昨日の続きです!
2021年のFacebookのアルゴリズムの仕組み
2021年1月、Facebookはアルゴリズムに関する新たな情報を公開しました。
詳しくはこちらです。
技術的な説明はこちらで読むことができますが、ここではシンプルなバージョンをご紹介します。
Facebookのアルゴリズムはどのように機能するのでしょうか?
まず、Facebookはユーザーのネットワークにあるすべての投稿(別名「インベントリ」)を取得し、投稿の種類や最新かどうかなどの所定のランキングシグナルに従って、それらの投稿にスコアを付けます。
次に、ユーザーの過去の行動に基づいて、そのユーザーが関わりそうにない投稿を削除します。また、ユーザーが見たくないコンテンツ(釣り広告的なクリックベイト、誤った情報、ユーザーが嫌いだと指摘したコンテンツなど)もスコアを降格させます。
そして、残った投稿に対してより個人的な投稿を優先する方法でスコアリングを行います。
(例えばある女性はチェスグループのチュートリアルビデオを見る可能性は20%だが、妹の新しい子犬の写真に心を動かされて投稿する可能性は95%である等)、価値の高い順にランク付けします。
では、どのような要因で投稿がフィードのトップに表示されるかについてはどうでしょうか?
その答えは、「誰のフィードのことを言っているのか」によって異なります。
Facebookのアルゴリズムではランキングを決定する際に何千ものシグナルを使用していると言います。ユーザーのインターネット接続速度から、ユーザーが「いいね!」や「コメント」を好むかどうかまで、あらゆる要素を使用していると・・・。
しかし、Facebookは長年にわたり、ニュースフィードの上位に投稿が表示される際に最も重要なものとして、同じ4つのランキングシグナルを一貫して挙げてきました。
考慮すべき4つのFacebookアルゴリズムのランキングシグナル
関係性
その投稿は、ユーザーがよく関わる人物、企業、ニュースソース、公人からのものか?(メッセージ、タグ、エンゲージメント、フォローなど)
コンテンツの種類
その投稿にはどのような種類のメディアが含まれているか、また、ユーザーはどの種類のメディアと最もよく交流しているか?(例:動画、写真、リンクなど)
人気度
すでにその投稿を見たことのある人たちがどのように反応しているか。(特に友人)。シェアしているか、コメントしているか、無視しているか、怒った顔をしているか。
最新度
その投稿の新しさは?新しい投稿の方が上位に表示されます。
もちろん、これらのシグナルを拾得するためにほとんどは、Facebookがユーザーの行動を追跡する必要があるので前回述べたようなプライバシーの議論が出てくるですが(苦笑)・・・
2021年現在、Facebookはユーザーの情報について透明性を保つ努力を続けていると発表しています。
この透明性の議論はしばらく続きそうですがそれまでの間、僕ら個人や起業ページが(無料で届けられる)オーガニックリーチを最適化するために、アルゴリズムとどのように付き合っていけばいいのかを見ていきましょう。
Facebookのアルゴリズムに対応するための11のヒント
そんな訳で2021年におけるフェイスブックのアルゴリズムの考え方は分かりましたが僕らが知りたいのは
じゃあ実際どんな投稿を心掛ければ良いの?というところですよね?(笑)
そんなあなたにも具体的なヒントを挙げてみますので是非、すぐ取り組んでみて下さい!
①オーディエンスに返信する
あなたの投稿するコンテンツが、(上の女性のような)妹が飼っている新しい子犬(の写真)と競争することはないでしょうが、それでもオーディエンスの一人ひとりとのつながりを築くことを優先することは非常に重要です。
なぜか?アルゴリズムでは、ユーザーが過去に交流したことのあるページからの投稿が優先されるからです。つまり、Messengerでもコメントでも、返信の回数を増やすことが重要なのです。
相手が時間を割いてあなたのページに話しかけてきたなら、その機会を無駄にしないようにしましょう。聞いてもらえたと感じたり、笑顔になってもらったり、スクリーンキャプチャーして片笑いの絵文字をつけてグループチャットに送ってもらえるようにしましょう。
②視聴者がお互いに返信するようにする
このヒントは、Facebook社から得たものです。どうやら、ある投稿がユーザーの友達の間で多くの会話を引き起こした場合、アルゴリズムは「アクション・バンピング・ロジック」を適用して、その投稿をユーザーに再び表示するようになっているようです。
つまり、最も興味深い会話のきっかけとなった投稿は、セカンドチャンスという形で、より多くの人の目に触れることになる可能性があるのです。
アルゴリズムは、人々が友人と共有したり議論したいと思うコンテンツを評価します。(これは見知らぬ人を刺激して炎上させることを意味する訳ではないことに注意してください)
③「いいね!」よりも「好き」を目指そう
ここ数年、アルゴリズムは単純な「いいね!」よりもリアクションボタンを重要視しています。そのため、愛、思いやり、笑い、悲しみ、怒りといった感情的な反応を狙って投稿しましょう。
何がオーディエンスの心に響くのかわからない場合は、ソーシャルメディアのセンチメント分析から始めるとよいでしょう。
*センチメント分析とはWeb上に存在する口コミやブログの書き込み、SNSの投稿といったテキスト情報から個人が抱いている感情を「肯定的」「否定的」「中立」の3パターンに分類し感情の方向性や強さを分析すること
④オーディエンスがオンラインのときに投稿する
これは何度も聞いたことがあると思いますが、Facebookが強調し続けているので、もう一度強調しておきます。
その投稿が最新であるという事は重要なポイントです。最新の投稿がニュースフィードのトップに表示されます。
もちろん、ユーザーが投稿を見逃しても、すべてが失われるわけではありません(例えば、ニュースフィードを読み込んだ後、上司が通りかかったので閉じた場合など)
とはいえ、このリストの中で最も簡単な勝ち方は、Facebookのオーディエンスにとって最適なタイミングで投稿がアップされるようにスケジュールすることです。
⑤Facebookストーリーズ活用はアルゴリズムに左右されない
Facebookストーリーズの特徴は、ニュースフィードの一部ではないことです。
(文字通り、そして比喩的にも)ニュースフィードの上に浮かんでいて、アルゴリズムに支配されていません。
Facebookによると、ストーリーズはトラフィックを増やすのにも効果的です。
58%の人が、ストーリーを見た後にブランド(企業)のウェブサイトにアクセスして詳細を確認したと答えています。
どのようなFacebookストーリーを投稿すべきでしょうか?Facebookの調査によると、人々はブランドストーリーに次のようなものを求めています。
- 52%は、わかりやすいストーリーを求めている
- 50%は新製品を見たい
- 46%がヒントやアドバイスを求めている
⓺Facebookグループを大切にする
ビジネス用のFacebookグループを運営する利点は、多少の手入れは必要ですが、顧客やファン、コミュニティとつながるための別のチャネルを提供できることです。
また、重要なコンテンツがオーディエンスの目に触れる第二のチャネルにもなります。Facebookのアルゴリズムは、ユーザーが関心を持っているグループからの投稿を優先するため、人気のあるグループで熱狂的なファンによって増幅された投稿は、より多くのリーチを獲得する可能性があります。
⑦Facebookでライブを行う
2020年には、誰もが家に閉じこもっていましたが、アメリカのFacebookでは、Live動画が50%も急増しました。
ライブ動画は通常の動画の6倍のエンゲージメントを得られるため、アルゴリズムは非常に気に入っています。
ブランド(企業)にとってはちょっとしたノウハウが必要ですが、バーチャルイベントがすぐにはなくならないという事実を考えると、ライブ動画は一石二鳥です。
⑧ある人のお気に入りになる
Facebookユーザーには、お気に入りのページや人々のために30の枠が用意されていることをご存知ですか?
この30人の幸運な人(企業)は、アルゴリズムから自動的にフリーパスを得ることができます。
これは、ユーザーが自分の見るものをよりコントロールできるようにするためのFacebookの取り組みの一環です。
あなたのフォロワーに、自分のタイムラインであなたのコンテンツを優先することができることを伝えましょう。
⑨人々が見たいと思う長編ビデオを作る
視聴時間と視聴完了率は、どちらも動画の重要なランキングシグナルです。なぜなら、視聴者が最後まで見るほど動画を楽しんだことを示すからです。
つまり、視聴者の興味を長く引くことができれば、アルゴリズムによる動画投稿のスコアが高くなり、Facebookのニュースフィードの上位に表示されるようになります。
2019年までにFacebookは動画に対して以下のシグナルもスコアリングし、優先順位をつけています。
- ロイヤリティと意図:人々が検索して再訪する動画。
- 動画の長さと視聴時間:人々が1分を超えて視聴し、3分を超える動画。
- オリジナリティ:他のソースからの再利用ではなく、付加価値の高い動画。
ここで、次のポイントがあります。
⑩釣りクリックや誤報などの悪意のある投稿をしないこと
付加価値のないスクレイピングや盗用されたコンテンツを使用しているサイトへのリンク
グレーゾーンのコンテンツ(禁止されているわけではないが、おそらく禁止されるべきコンテンツ)
誤った情報やフェイクニュース
誤解を招くような健康情報や危険な “治療法 “など
「Deepfakeビデオ」や、第三者のファクトチェッカーによって虚偽と判定された操作済みビデオ
このような投稿はアルゴリズムから嫌われ弾かれる対象になります!
⑪従業員の代弁によるリーチの拡大
Facebookのアルゴリズムでは、ブランドページよりも従業員の方が信頼性と権威があります。これは、従業員が自分のフォロワーや友人に対してより多くの信頼性と権威を持っているからです。
さらに、彼らはブランドの内部情報を知っているので、彼らの発言はコピーライターが考えたものよりもはるかに意味のあるものになります。(僕が言っているんじゃありませんよ^^;)
最後にフェイスブックグループについての投稿の有用性について
という事でいかがだったでしょうか?
5000文字に届くか?というくらいの長編になってしまいましたがあなたのお役に立てれば幸いです。
最後に追記しておきたいのですが⓺のFacebookグループを大切にするの中では出てきませんでしたがグループで頻繁にやり取りをしている人は友人や家族の様に親密な関係にあると見なされて投稿が優先的に自分の所に流れるという記事も以前読みました。
またどこかの機会でこの辺もお話したいと思います。
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