フェイスブックで優先的に投稿を見せるには?(2021年のアルゴリズムについて①)
この記事を読んで欲しい人 | フェイスブックでどんな投稿をすれば良いか迷っている人 |
記事を読んだ後分かること | フェイスブックがどんな投稿を優先的にUPしているかの基礎 |
こんにちは。
ニュージーランドからDuke(@kogepanman)です。
こんにちは、こちらでは大分久しぶりになってしまいました。
訳あって遅ればせながらnoteに参戦?!しています。
そのnoteでも書かせて頂いたのですが僕の中ではnoteとブログでは書く内容について線引きがあります。
大発見ブログとnoteの違いと使い分けとは?!:
https://note.com/dukey/n/n5c3f5a5c1640
そして今回の事は需要やリサーチもそれなりにした上で自分のコンテンツとしても残したいのでこのブログに書かせて頂きます。
まぁ簡単に言ってしまえば「2021年のフェイスブックのアルゴリズムの考え方」についてをまとめたものになります。
フェイスブック社の公式の発表ではないので100%信用する訳ではないですが「facebook algorithm(アルゴリズム)」と検索してGoogleで一番上に来た英文記事を参考に書かせて頂いていますのでご参考頂ければと思います。(ご指摘やアドバイスは大歓迎ですが僕にクレームしないで下さいね^^;)
参照:How the Facebook Algorithm Works in 2021 and How to Make it Work for You
2020年末の時点で、オーガニックリーチはまだ減少傾向にあります。Facebookのオーガニック投稿の平均リーチは5.2%まで下がっています。(ちなみに、2019年末は5.5%、その前の年は7.7%でした)。)
で始まるこの記事ですがつまり何が言いたいかというと「もう一生懸命フェイスブックページで投稿しても(それ単体では)効果が少なくなって来ている」と・・・
そうなんですよ。
今までも何度か記事にしたり動画でも話したりしているのですが、2017年以降フェイスブックの動向としてはめっきりページは見限ってグループにシフトしているんですよね^^
という事でまずフェイスブックで投稿して、より多くの人に見てもらうためのルール(このアルゴリズム)について
大まかな流れに沿ってチェックしてみましょう!
もくじ
Facebookアルゴリズムはどうやって決まるのか?
Facebookのアルゴリズムは、ユーザーがFacebookのフィードをチェックする度にどの投稿を見るか、そしてそれらの投稿がどのような順番で表示されるかを決定します。
(ご存じの通りあなたの友達や参加しているグループやいいねを押したページの全ての投稿がそこの表示されているのではなく優先的に表示をする順番を決めているという事です)
Facebook側は、アルゴリズムは1つではなく、「機械学習モデルとランキングの複数の層」であり、どの投稿が「長期的に見てその個人にとって最も価値があり意味がある」かを予測するために構築されていると強調しています。
つまり、Facebookのアルゴリズムは、利用可能なすべてのFacebookの投稿を時系列で表示するのではなく、すべての投稿を評価してスコアを付け、個々のユーザーにとって関心の高い順に並べるのです。
このプロセスは、27億人ものユーザーがニュースフィードを更新するたびに行われます。(うわー、凄い!!)
Facebookのアルゴリズムがユーザーに何を表示するか?(そして何を表示しないか?)をどうやって決定しているのか・・・その詳細を細かくは公表していません。
ですが、他のソーシャルメディアのアルゴリズムと同様に、その目的の一つは、人々がスクロールし続けることで、より長くフェイスブックの中に滞在してもらい、より多くの広告を目にすることであることは間違いないでしょう。
これは個人や企業にとっては何を意味するのか?
このアルゴリズムを攻略するためにより多くのオーガニックリーチ(無料で人々に届けるために)を獲得するために、人々の関心を引くコンテンツを投稿することが必要になって来ます。
では、どんな投稿であれば「人々の関心を引くコンテンツ」と見られるのか?
Facebookアルゴリズムの歴史を振り返りながら紐解いて行きましょう。
Facebookアルゴリズムの歴史
Facebookのアルゴリズムは固定されたものではなく、エンジニアが常に手を加えて来ました。
アルゴリズムは長年にわたりユーザーが見たいとFacebookが考えるものに応じて、追加されたり、削除されたり、その重要性が調整されてきました。
ニュースフィードといいねが登場の2006~2009年
Facebookのニュースフィードが登場したのは2006年。
「いいね!」ボタンが登場したのは2007年。
2009年には、「いいね!」の数が多い記事がフィードの一番上に表示されるように
最初に見ると選択できるようになった2015年
ユーザー体験を重視し、過度に宣伝的なコンテンツを大量に投稿したページのランクダウンを開始。
また、2015年には、ユーザーがアルゴリズムを直接操作できるように。「最初に見る」機能により、ユーザーはページの投稿を自分のフィードで優先的に表示可能に
コンテンツへの滞在時間の概念が生まれた2016年
「滞在時間」というランキングシグナルを追加。つまり、ユーザーが「いいね!」や「シェア」をしていなくても、その投稿に費やした時間に基づいて、投稿の価値を測るようになる。
また、ライブ動画は通常の動画よりも3倍の視聴時間を稼いでいたため、優先的に表示されるように
いいねにプラスして超いいねやハートなどが生まれ、より優先表示になった2017年
この年、感情的なリアクションを優先するようになり、従来の「いいね!」よりもリアクション(ハートや怒った顔など)を重視するように。
また、動画のランキングシグナルとして、「完了率」も追加されました。つまり、最後まで見てもらえる動画がより多くの人に表示されるように。
会話や意味のある交流を呼び起こす投稿 “を優先する2018年
2018年1月、ザッカーバーグは、Facebookのアルゴリズムが “会話や意味のある交流を呼び起こす投稿 “を優先するようになったと発表。
この変化に対して、ブランド(所謂企業のフェイスブックページ)はかなり懸念を抱くようになる。
友人や家族、Facebookグループからの投稿が、組織や企業からのオーガニックコンテンツよりも重要視されるように。
ブランドが支持を得るためには、より価値の高いエンゲージメント(コメント、リアクション、コメントへの返信など)を獲得する必要が出て来た。
高品質なオリジナル動画や親しい友人からの投稿を優先し始めた2019年
2019年のアップデートでは、視聴者が1分以上見ている「高品質なオリジナル動画」を優先し、特に3分以上注目を集めている動画を優先するように。
また、写真にタグ付けしたり、MessengerでDMを送ったりして、その個人が関わりを持っている「親しい友人」からの投稿やコンテンツを(優先的に)アップするようになる。
一方、Facebookはこのアップデートで多くの批判を受けてる事になりました。
まず、危険な誤報の拡散におけるアルゴリズムの役割です。
(この辺は最近のコロナやワクチンい対する語法拡散にもセンシティブですね)
批評家によると、2018年のアルゴリズム変更は、怒りや分裂、政治的偏向を増大させ、誤報やグレーゾーンのコンテンツを増やしてしまったとも・・・。
またフェイスブックがこれらのアルゴリズムを機能させるために収集していた個人データの手法やその数についても批判を受けました。
アルゴリズムとプライバシーで色々とあった2020年
ユーザーがアルゴリズムのおかげで関連のある投稿が表示される事を理解してもらうサポートをして行くと発表したものの・・・
ただ実際は人々のプライバシーへの関心は高まっていてその代償として個人的情報が抜かれる事を良しとしない批判もまだ残っています。
次回に続く:
という感じでどんな投稿やコンテンツが優先的に投稿表示されやすいか何となくイメージ掴めましたでしょうか?
次回は、現在の2021年からのアルゴリズムはどうなっているの?という所を書かせて頂きます。
そしてフェイスブックグループとアルゴリズムについても触れたいと思います。
お楽しみにー