フェイスブックグループで3ヶ月で1000人のメンバーを目指すには?
この記事を読んで欲しい人 | オンラインコミュニティ構築に興味がある人。運営を改善したい人 |
記事を読んだ後分かること | Facebookを使ったコミュニティ運営が基礎から分かる⑨ |
こんにちは。
ニュージーランドからDuke(@kogepanman)です。
Facebook Community Manager Online Coursesを実際に翻訳+補足の記事をUPしていきます。
では早速・・・
第二章:コミュニティ戦略とプロセスの策定⓺
*今回はレッスン内容は基礎の考え方なので詳細は電子書籍(最下部)もご参考下さい。
**記事に出て来る「あなた」はコミュニティ管理をする(している)あなたを指しています。
もくじ
運用ワークフロー
はじめに
あなたのコミュニティは、運用プロセスに沿ってあなたを含む管理人によって運営されています。
コミュニティを効率的に運営するためには、戦略と手順を明確に定義し、文書化し、チームで共有するようにしましょう。
コミュニティ管理者は、コミュニティを効率的かつ効果的に管理するために、運営ワークフローを明確にします。
ワークフローを作り文書化することで、コミュニティ内での物事の進め方を整理することができます。
例えば・・・
・センシティブなやりとりで対応を分類するための判断基準や優先度を確立する
・新しいチームメンバーをより良い状態で迎え入れるために重要なリソースを含む文書を作成する
・コミュニティのニーズへの対応時間を設定するためのサービスレベルアグリーメント(SLA)のを決定する
といった事が挙げられます。
運用ワークフローはどのように構築するのか?
すべてのワークフローを マスタードキュメントで定義する必要はありません。
メインをサポートするフレームワークも付属して、運用ワークフロー・プロトコル(判断基準)を形成することができます。
ここでは、ワークフローを作る際に考慮すべきドキュメントの例をいくつか紹介します。
一連の活動を定義するフローチャート
フローチャートとは、あるプロセスを実行するために必要な手順や決定事項を視覚的に表現したものです。
・やりとりが炎上に繋がりそうな場合の判断基準
・新しいメンバーをコミュニティに受け入れて歓迎するための手続き
・コンテンツを承認するための一連の手順
など、コミュニティを運営するために必要な重要なプロセスごとにフローを設定する必要があります。
役割と責任の定義するRACI
RACI(Responsible, Accountable, Consulted and Informed)チャートまたは類似のチャートは、役割と責任を定義することができます。
RACI図は、通常、プロセスのリストと責任を負うチームメンバーの横にある表になります。
タスク | リーダー | モデレーター |
新しいメンバー歓迎 | R/A | I |
メンバーの承認 | R/A | I |
お知らせ投稿 | C/I | R/A |
フローチャートをRACIチャートに合わせて表示するのも有効的です。
例えば、議論を鎮める必要がある場合の窓口は誰か、新しいメンバーの承認や迎え入れは誰が担当するのかを決定するためにRACIチャートを使用することができます。
中長期的なマイルストーンを示すガントチャート
このプロジェクト管理ツールは、高レベルの計画に使用され、コミュニティの特定のタスクをスケジュールし、調整し、チェックするのに役立ちます。
例えば、マイルストーンの目標日や、コミュニティの目標を達成するために実施している毎週の活動をチェックするために使用します。
コンテンツカレンダー(*重要なので後述)
ガントチャートが長期的なタスクを示しているのに対し、コンテンツカレンダーは日、週、月ごとに中身を分解して見ることができます。
コンテンツカレンダーは、いつ、どのようなコンテンツをコミュニティで共有するかを指定します。
よくある質問(FAQ)のリスト
あなたのチームやコミュニティのメンバーは、よくある質問をたくさん持っているでしょう。
最も頻繁に繰り返される質問を集めて、その答えを書き留めておきましょう。リストを参照することで、時間の節約にもなります。
コミュニティ運営のプレイブック
プレイブックには、ミッション、目標、価値観、ガイドラインなどを書き出すことができます。また、この文書を使って、ヒントや過去の例を共有することもできます。
例えば、魅力的なコンテンツの作成方法や、コンテンツのパフォーマンスを測定する方法など、専門家のアドバイスをプレイブックに記載することができます。
トレーニングツールとしてプレイブックを活用するために、チームにプレイブックで取り上げてほしいトピックを聞いてみましょう。
運用ワークフローは、日々のタスク管理をサポートする
時間をかけてワークフローを見直すことで、コミュニティの進化に応じて何を更新する必要があるかを確認できます。
ドキュメントとワークフローをチームで共有し、コミュニティを効率的かつ効果的に運営するためのドキュメントの使用方法を学びましょう。
***レッスン内容はここまで***
エンゲージメントを上げる為のコンテンツカレンダーについて
グループを運営する上で短い期間でメンバーを増やして行きたい場合はこのコンテンツカレンダーがとても重要です。
例えば3か月で1000人のメンバーを目指すのであれば毎日投稿は必須でその3か月分のカレンダーに何を書くのかを設定した上で臨むという海外マーケッターの話を聞いた事があります。
(もちろん自分の投稿以外にも増やす要素はあるのですが最低限そこは決めてからラウンチするそうです)
あなたのグループのテーマに沿って90日分のコンテンツを作る事が出来ますか?
なかなか大変ですよね(苦笑)・・・
そもそも何について書けば良いか分からないという人はこの図も参考にしてみると良いかもしれません。
これは海外のフェイスブックグループを含むSNSマーケッターの一例です。
この方は色々な過去の投稿の検証の結果オンラインコミュニティ内でエンゲージメント(やりとりが活性化する)が上がるのは5つのCであるとしています。
それは・・・
Conversation:会話
Community:コミュニティ(に関連する投稿)
Credibility:信頼(してもらえる事を目的とした投稿)
Connection:つながり(を感じられる投稿)
Conversation:そして再度会話
*週末は書いても書かなくても自由
これらのサイクルをコンテンツカレンダーに落とし込んで作るとエンゲージメントが上がるというデータが出ているそうです。
じゃあ実際にどんな投稿がそれに当たるのか?
これについては僕自身がこのテンプレートに沿って実際に実験的に試してみようと思っています。
どんな変化が見られるか?
結果的にどうなったかはまたこちらでも報告させて頂きます^^
次のコース:➡
今後オンライン無料コースの内容をカバーする内容を翻訳+僕の今まで経験してきフェイスブック運営の内容も少し補足します。
現在アマゾンで販売中の電子書籍を読んでからご覧頂ける方が理解が深まると思います。
(1480円ですがアマゾンリミテッドのトライアルを使えば実質無料で読めます)
グループの設定などは書籍もご参考下さい