NZの撮影コーディネートを経て・・・
先週の金曜日から昨日の月曜日にかけてはイースター休暇と呼ばれる4連休でした。
ですが自分は水曜日からスタートした日本のTV番組のお手伝いで
オークランド近郊を歩き回っておりました。
前回も撮影について少し触れましたがとにかく普段の学校の仕事とは違うので
難しい部分も刺激になる部分もありました。
でもやはり一番大きかったのは「ちょっとこれをお願いするのは難しいかな・・・
嫌がられるかな?!」と思うことでも気軽に「OK!!No worries」
(これKIWIがよく使う表現です)といって
引き受けてくれるKIWIの多かったこと。多かったこと。
ほんと皆いい人ばっかりでした(笑)
そんな風に撮影が進んでいく中一度打ち合わせのディナーで
TVのダイレクターさんに聞いてみました。
「こういう撮影での良いコーディネーターさんの条件とは何なんでしょうか?」
すると「嘘でもいいからこちら側に立って相手と交渉をしてくれる人。
それと良く気が付く人でシーンが終わった後に水とか出してくれる人とかも嬉しいです。(笑)」
「次の日から僕が毎回水持って出てきたら面白いですね」なんて笑い話で終わりましたが
ああ・・・でもそれは僕がいつも思ってきたことだな。とも思いました。
水ではないですよ(苦笑)・・・
例えば・・・
「普段のNZの生活ではそんな事しませんよ。そんなことKIWIにお願いできるかな?」
と思ったとしても僕の依頼主である日本人のリクエストを受け入れ先のKIWIに伝えます。
僕自身TVのコーディネイトという部分では初めての試みでしたが今までもガイドやアテンドを
お願いされた時は(お客さんの要望を最優先する)という部分を大切にしています。
うわ・・・こんな事聞いたらちょっと混乱するかも?という事も
まずは理を入れた上で最後まで相手に聞きます。
一番の理由はもちろんお願いされているお客さんの要望だからです。いたってシンプル。
勝手にこっちが思うKIWI像や生活感を押し付けて「それはこっちの常識ではできません」
って言いきってしまうのはやっぱり違うと思うからです。
外国での生活が長くなるほどにその国を分かった気になってきますが
その事が日本の仕事をすることの弊害になってはいけない!!と・・・・たまに思います(苦笑)
僕が分かった気になっているだけで実はまだKIWIについて分からないことも
実際にはまだまだあるという事です。
それが証拠に今回「難しいかな・・・」と思うこともなんなく受け入れてくれた
KIWIが沢山いた訳ですから。嬉しい誤算でした。
1週間前の天気予報では雨で全滅の予想でしたが開けてみれば快晴の4日間。
(最終日の夕方だけ少し曇りましたが)
ニュージーランドの良さを表わすにはやはり青い空が大事なのでこれも嬉しい誤算でした。
なんでもカメラマンのHさんがSUPER晴れ男だとか(笑)・・・。
最後にダブルKさん含む皆さんが「すごくニュージーランドいいところですね。
人もすごくいいし・・・もっと宣伝します!!」って言って頂けた事。がやはり嬉しかったです。(笑)
僕にとっては今回受け入れ先手配、交渉、コーディネイトも大事な仕事でしたが
同時にこの日本の方々に本当のニュージーランドの良さを知ってもらうということも
今までのお客さんと同じように感じてもらいたかった部分でしたので・・・。
最後のクランクアップ(・・・っぽくこの言葉使ってみました・苦笑)を迎えた
時には空には虹が・・・・・。
なんだかドラマチックな展開に胸に来るものがありました。
4月の半ば?後半には放送されるようなのでタイトなスケジュールになるでしょうけど
あとはディレクターのOさんの編集の手腕に期待です(笑)
うちのコ(NZ)をキレイに映して下さいよ(笑)
スケジュールが分かりましたらまたここでお知らせしますが4月後半辺りから
3~4週に渡り放送予定です。
空の向こうのOMOTENASHI
フジテレビ 毎週土曜23:55~ 24:00
TEAM・NZのOMOTENASHI解散。ほんと、皆さんお疲れ様でした!!
そしてこのブログを拾ってお話をくれたKさんも本当にありがとうございました!!
C U GUYS AGAIN in Tokyo or Auckland!!!
撮影の様子の詳細写真はこちら(フェイスブック・アカウントが必要です)からも見れます。