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英語学習の誤解④ 和製英語が日本人の英語をダメにしている。

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ぶった斬りアンサー ⇒ このアンサーがリードできればユーはジャパニーズイングリッシュのメリットにもうヘルプされています。


突然ですが、中国語でdouble-clickをなんて書くかご存知ですか?
双撃
って書くそうです。中国語には明るくないので発音は知りませんが、ダブルクリックと読まないのは間違いないでしょう。
 
中国語では外来語を取り入れる時、本来の意味と似たような意味になるように漢字を組み合わせるか、可口可楽(コカ・コーラ)のように固有名詞の多くは近い音の当て字にするか、いずれにしても漢字を使って表します。後者の音による当て字に関しては全国で統一してこの漢字を使いましょう!と音頭を取る専門機関もないようなので、地域によって使う漢字が異なるという問題も起こっているようです。
 
もう一つ、これはNZで息子が中学校に通っていた時に聞いた話なんですが、Terryという名前のKiwiの男の子にそれぞれの国の文字で名前を作ってあげよう、という話になって、息子は当然のことながら「テリー」とカタカナで書いてあげたんですが、中国から来たクラスメートはどの漢字を使えばいいかわからなかったので中国語で名前を書いてあげることはできなかったそうです。
 
ここまで書けばもう言いたいことはわかっていただけましたよね?そうです、日本語のカタカナというのは外来語を音をベースにして日本語の語彙に取り込んでしまうことを極めて簡単ににしてくれる万能ツールなんです。正確な統計情報を確認したわけではありませんが、一説にはカタカナで書かれる外来語は日本語の中に5万語以上あり、その大半が英語なんだそうです。
 
これって日本人の英語学習者にとっては凄まじいメリットだと思いませんか?英語を習い始める前に、すでに何千もの英語のボキャブラリーを持っているってことですから。
僕のいるIT業界は顕著で、横文字のオンパレードです。ITの専門学校に通ってる時に中国人のクラスメートがボヤいてましたが、中国語で書かれたITの書籍は専門用語を全て中国語で覚え直さなければいけなくて時間の無駄なので、わからなくても英語で理解するしかないって言ってました。日本人は本当に恵まれてると思います。
 
なのにですよ、巷では「和製英語は通じない!」という煽り文句で出された本が飛ぶように売れてて、まるで和製英語は犯罪者扱いなわけです。日本人の膨大な英語ボキャブラリー強化への貢献度への感謝の気持ちはなしですか、あーそうですか。
 
もちろん英語の発音を完全にカタカナで表すことはできないので、発音の違いは修正する必要があります。和製英語になる過程で意味が変わってしまったものもあるので、そういう単語は注意が必要です。でも、感覚的にはそういった注意が必要な単語って全体の1割に満たないので、残り9割以上は日本語で使ってるように使っても大事には至りません。全くゼロから新しく覚えるより、すでに知っているものを修正してあげる方が労力は圧倒的に少なくて済みます。
 
日本人はカタカナによる大きなアドバンテージを持っている、という点をまずは認識して自信につなげていきましょう。そうすることで他の国の英語学習者に対する劣等感は払拭されるはずです。
 
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Comment

  1. Hiroko KKC より:

    でも、シュ~クリ~ムは靴のクリ~ムだったり、コックさんはやめて欲しい😁😁

    • Koichi Semori より:

      ははは、確かに。😁
      でも実はその2つは非常に悩ましい例で、コックはオランダ語のkokから、シュークリームはフランス語のchou à la crème(chouはキャベツなどの玉)といった「英語以外」の言語からの借用語なんです。現地語としては正しいんですが、英語にする時だけ偶然同じ発音の単語があるがために間違った意味になってしまう、というものですね。
      カタカナ外来語の多分98%くらいは英語だと思うので、ここはいっそ英語に魂を売り渡してしまって「クックさん」に直す、お菓子の名前はある意味固有名詞なので「シュー・ア・ラ・クレーム」という正しいフランス語にする、といった対応が望ましいのかもしれませんね。

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