ワーホリビザ・観光ビザ・学生ビザ切り替えを上手く使った渡航計画とは?【2019年NZ版】

この記事を読んで欲しい人 | ワーホリビザや学生ビザと始めから決め付けている人にちょっと待った!^^ |
記事を読んだ後分かること | あなたの目的に応じて色々と合わせて計画を立てる事もできる |
こんにちは。
ニュージーランドからDuke(@kogepanman)です。
前回の記事は「ワーホリや留学は意味があるの?」という少し意識的な部分についての内容でしたが
今回はもう少し具体的な(ニュージーランド)のビザのお話です。
始めにお断りを入れておくと僕は移民アドバイザーの資格もありませんし弁護士でもないのでビザのアドバイスは出来ない事になっています。
ですので移民局のウェブサイト上にある内容の範疇でお話させて頂きます。
またビザの情報はかなり頻繁に変更になりますので必ず最新のものを確認するようにして下さい。
今回の話以上にもっと詳しく聞きたいという方にはアドバイザーさんを何人かご紹介できますのでご連絡下さい^^
ただ一番伝えたいのは・・・・
あれっ・・・勝手にワーホリで行くって決めつけてたけどこういう合わせ技もアリなら最初は学生ビザで入ったほうが良いかもしれない?!
なんて事がご相談を聞いているとよくあるのでその辺もシェアできればと思います^^
もくじ
ワーホリや留学はまずは目的を決める事から
前回長々とお話した後に最後に可視化した内容を見てみて下さい。
この目標次第で本当に必要なビザは変わってくるかもしれません。
つまり「何となくワーホリで海外に出る」って思っていた人も目的を聞いてみたら、それなら学生ビザの方が良かったケースとか・・・
ビザ取らなくても渡航してからビザ変更をするというオプションもありますよ。というケースとかもあるんですよね。
なのでまずは各ビザの特徴とどんな人に向いているかについてお知らせします。
観光ビザ:
(移民局サイトVisitor visaより)
https://www.immigration.govt.nz/new-zealand-visas/apply-for-a-visa/about-visa/visitor-visa
・その名の通りメインは観光や友人・知人を訪問する時に使うビザ。 ・また3ヶ月以内の短期留学にもこの観光ビザ(ビザ無し)が使われる。 ・最大9ヶ月まで延長が可能 ・労働は認められていないが報酬のないボランティア等は一部認められている。
日本のパスポートであればニュージーランドにはビザ申請しないで3ヶ月観光できます。
短期の留学目的だけでなく短期でスタートしてから予定を確定してその後学生ビザやワーホリに変更する事が可能なので最初から予定を固定したくない人にも向いてる。
でも観光はあくまでも観光なので最初から長期で滞在する事が目的であるならばそれに対応する各種ビザ申請が薦められている。
学生ビザ:
(移民局サイトStudent visaより)
・学校に入ってフルタイム(週20時間以上)のコースに3ヶ月以上通う場合に申請するビザ。
・ある条件をクリアした学校に通う場合は週20時間(クリスマス休暇などの長期休みはフルタイム30時間以上)働く事が可能
・4年まで申請可能(他のコースに通う場合は再申請可能)
所謂正規の留学をする場合はこの学生ビザを申請することになります。
語学学校でも専門コースでもパートタイム(週20時間以下)では取得できません。
就学がメインのビザですがワーホリビザをもう取得できない人が専門学校等で資格の勉強をしながら働くという方法で使う場合もあります。
ニュージーランドが気に入っちゃってどうにか残りたいという人がこのルートを通る事が僕の周りにも結構多いです^^
ワーキングホリデービザ:
(移民局サイトWorking holiday visaより)
・18歳から30歳まで(日本人は発行数無制限)
・就学は6ヶ月、就業は1年する事が可能
・(このビザでは期間限定であるが)ダイレクターとして起業も可能
英語の勉強もしたいし、海外で働いてみたいし、旅行も楽しみたい・・・もっと言えばビジネス経験も積んでみたいという希望を全て叶える可能性のあるビザです。
目的に応じて観光ビザや学生ビザとの組み合わせも可能。
一方で海外に遊びに出たという印象も持たれる可能性もあるビザなので次のキャリアに繋げるには計画を立てて現地で何をするかがとても重要になってきます。
*もちろん1年ゆっくり海外で過ごすためにこのビザを使う人もいますよ^^
このビザの使い方は本当に人それぞれ自由なので限りない可能性を秘めているんですよね・・・
だからこそ声を大にして薦めるし、意味ないとか言われると毎回めっちゃ反論したくなります(笑)
ガーディアンビザ:
(移民局サイトParents or gurdians of students visitor visaより)
・子供の就学期間と同じだけ滞在できる観光ビザの一種
・子供の数に限らず発行されるのは親か保護者の1人のみ
・条件変更(後述)申請により平日9:30am-2:30pmまで就労可能
親子留学などでお子さんと同伴する際に親や保護者が子供の学生ビザと同じ長さだけ発行される。
条件変更を申請することで限定的に就学や就業ができる。
但し本来の目的から外れないようにその後そのままワークビザなどに変更できないなどの規定がある。
Post-study work visa:
(移民局サイトPost-study work visaより)
・専門コースや大学コースなどを修了した後の出るオープンのワークビザ
・学位のレベルに応じて1年から3年のワークビザ取得が可能
・オークランド以外であれば2年取得も可能
これは紛らわしいので無理に訳しません^^昔はこの卒業後のワークビザも2つタイプがありましたが今はPost-study work visaという表記に統一。
オープンのワークビザなのでどこでも働ける。(上のリンクにはいかがわしい所で働くのは禁止とも書いてあります^^;)兼業も起業も可能なビザになります。
ビザの条件変更について
条件変更とは今持っているビザのまま一部条件を変更する際に申請をする事を言います。
ですので滞在期間やその他の条件は元のまま引き継がれます。
・学生ビザでコース変更、学校変更、週20時間の就労許可申請する際
・ワークビザで就業場所変更・職業変更・雇用主変更などをする際
・ビジタービザの季節労働やガーディアンビザの平日労働の申請をする際
*今回は留学やワーホリに関連するビザについてですのでワークビザや居住ビザは別の回に書きます。
まとめると・・・
という事で目的に応じてどのビザを選択するか?
またひとつのビザだけを考えずに組み合わせを考えることによってより具体的な計画が立てられると思います。
例えば・・・・
なんて事もあり得ます。
事実僕がそうだったんですよね^^・・・
最初はワーホリってオプションしか考えてなかったんですけど現地で働くという目的を考えたら専門学校で資格取ってからワーホリに切り替えて1年間丸々働く事に集中しようと・・・
この辺を総合的に考える事で最初の計画が随分変わって来るかと思います。
あなたの場合はどんな可能性があるかなどONLINEで個別にお話する事もできます(もちろんビザの細かいお話はアドバイザーさんをご紹介します)ので興味がありましたらこちらからどうぞ。
次回は留学やワーホリの準備はどこから始めるかについてです。