【最新】ワークビザ関連の変更点+1ヵ月の同棲でパートナーシップ申請?!
この記事を読んで欲しい人 | NZに滞在中で働けるビザを持っている人+パートナーシップビザ検討中の人 |
記事を読んだ後分かること | 今回の変更点の理解とそれを含めてパートナーシップも検討の余地があるかも?! |
こんにちは。
ニュージーランドからDuke(@kogepanman)です。
先日(2020年12月20日)にニュージーランド移民局から新たな発表がありました。
主にワークビザに関する期限の延長や緩和に関するニュースです。
今回はその記事を元にそれを解説して行きます・・・
参考資料:Beehive. govt. nz:Comprehensive visa changes allow onshore migrants to help fill labour shortages
またこの「働くこと(生活する事が)出来る」ビザのひとつでもあるパートナーシップビザに関して先日とても興味深いインタビュー動画が撮れましたのでこちらも最後に紹介しておきます。
*まずはその動画が観たいという方はこちらをどうぞ^^
もくじ
今回の働くことに関するビザに関する主な内容
・雇用主記載の就労ビザ(通常のワークビザ)保有者の6ヶ月間の延長
・(LOWスキル扱いの)低賃金のEssential Skillsビザ保有者の待機期間の延期
・(少なくとも)2021年7月まで、様々なポイントで区分けされる移民設定の時給25.50ドルの2019年の中央値を保持する(それ以降27.0ドル)
・ワーキングホリデービザが6ヶ月間延長
クリス・ファフォイ移民大臣によれば
“経済は予想以上に回復しており、多くの産業で労働力不足が発生している」との事です。
“労働市場の見通しがより好転してきているため、COVIDの影響で職を失ったニュージーランド人(や居住権を持つ人)の採用の優先にしつつ、ニュージーランドにすでにいる移民労働者が労働力不足を補完できるように、様々な変更を実施しています。
“労働市場がどのように変化し、さらなる延長が必要かどうかを注意深く見守っていく」とクリス・ファフォイ氏は話しています。
“ニュージーランドには約 192,000 人の移民労働者がいる。これは一年前と同じような数字だが、今回のような変更がなければ、ビザの有効期限が切れたり、国境規制があるため、ニュージーランドに来ることができる新規の移民労働者の数が限られているため、数字は下がってしまうだろう。
“現在はCOVID-19を排除するために国境制限が設けられて、多くの産業界が頼りにしてきた、特にピークシーズンの移民労働者をニュージーランドに呼び寄せることはできません。
“私たちの優先事項はニュージーランド人を雇用することであり、雇用主には長期的な労働力計画、トレーニング、地元の労働力を引き付けるための賃金や条件の改善に引き続き焦点を当てることを奨励しています。
“これらの変更により、雇用主は既存の移民労働力を維持することができるようになりますが、新規雇用の前にニュージーランド人がいないことを証明する必要があります」とファフォイ大臣は話しています。
変更点の各詳細は以下の通りです。
雇用主記載の就労ビザ(通常のワークビザ)保有者の6ヶ月間の延長
雇用主支援就労ビザの保有者(およびそのパートナーと扶養家族の子供)で、仕事があり、ビザの有効期限が2021年6月30日までに切れている者は、ビザがさらに6ヶ月間自動的に延長されることになる。
(LOWスキル扱いの)低賃金のEssential Skillsビザ保有者の待機期間の延期
低賃金のエッセンシャルスキルビザ保有者がニュージーランドを出国しなければならないスタンドダウン期間は、2022年1月まで延期されます。
*スタンドダウン期間とは、平均時給(現在は25.50ドル)以下のエッセンシャルスキルビザ保有者は、3年間ニュージーランドで働いた後、12ヶ月間ニュージーランドを出国しなければならないことを規定を意味します。
2021年7月まで、時給の中央値は25.50ドルを保持する
2020年12月現在の中央値は時給27ドルですが、少なくとも2021年7月までは、2019年の中央値である1時間あたり25.50ドルを使用し続け、その後中央値は1時間あたり27ドルに上昇します。
ワーキングホリデービザが6ヶ月間延長
ワーキングホリデービザは6ヶ月間延長され、許可される最大就労期間の制限が緩和され、任意の業界(園芸やワイン部門の仕事を含む)で働き続けることができるようになります。
ワーキングホリデービザの有効期限が切れた場合、ワーキングホリデービザ保持者はSupplementary Seasonal Employer work visa (SSE:補助的な季節雇用者就労ビザ)に移行することはできません。すでにSSEビザを取得している人は、園芸・ワイン業界で働き続けることができますが、他の資格のある仕事が見つかった場合は、エッセンシャル・スキル・ビザを申請することができます。
ニュージーランド移民局は、上記に該当するビザ保有者全員に連絡を送ります。
この発表の最後に興味深いデータが開示されています。
現在ニュージーランドに滞在しているビザ保有者数(2020年12月現在)
就労許可を持つの一時移民18万9000人
・雇用主記載の就労ビザ(一般のワークビザ)8.3万人(ほとんどが今回の変更で延長予定)
・その他の就労ビザで5.8万人 (学校卒業後のPOST study Work visa(影響なし)、ワーキングホリデービザ(延長予定)を含む)
・パートナービザ(ニュージーランド人、ワークビザ保持者、学生)のパートナー4.3万人(一部延長予定)
・季節雇用者ビザ5,000人(影響なし)
4.1万人の学生(一部就労権あり、影響なし)
3.1万人のビジタービザ(影響なし)
まとめ(+1ヵ月の同棲でもパートナーシップを申請する方法とは?)
という事でニュージーランド国外からの申請はまだ先になりそうですが、ニュージーランド国内に残ったままビザの延長や変更を検討する人には朗報と言える変更なのではないかと思います。
そして働く事に関しては普通のワークビザの他にも上記のデータに出て来た様々なビザの形があります。
丁度先日その中のパートナーシップビザに関してのインタビュー動画を撮りましたので良かったらこちらもご参考下さい。