留学カウンセラーになるには資格がいる?そんな盲点が?!

この記事を読んで欲しい人 | 資格や経験がなくて留学関連の仕事を諦めている人 |
記事を読んだ後分かること | 資格がなくても働ける可能性があること |
こんにちは。
ニュージーランドからDuke(@kogepanman)です。
ちょっと前にワーキングホリデー(ワーホリ)や留学を経験した人は帰国後も英語を使った仕事に就きたいという割合が多いという記事を読みました。
そして特に自分の経験も活かせるので同じように海外に渡航する人をサポートする留学代理店だったりもしくは海外の語学学校の求人募集にも人気があると言います。
なるほど・・・
この件に関してはニュージーランドで留学カウンセラーとしても語学学校・専門学校のスタッフとしても経験のある自分にも書けるところがあるかと思い(詳しくはプロフィールをご参考下さい)今回こんなテーマで書いてみました。
動画でもご覧いただけます!
もくじ
留学カウンセラーは日本と海外の2種類ある
まず最初に書いておきたいのは留学カウンセラーという仕事には大きく分けて日本の留学代理店に勤めるタイプと海外の留学代理店に勤めるタイプの2つがあります。
・前者は主に日本の都市部にオフィスを構えて日本にいる学生さんやワーホリ希望の方に対してセミナーやカウンセリングを通じて留学のサポートをするもの。
・対して海外の留学カウンセラーは文字通り海外のオフィス(主に日系)に勤めて同じく日本にいる方のカウンセリングもオンラインなどを通じてもやりますし、現地についてからのサポートなども業務に入って来ます。
もちろん日本の留学代理店も渡航後のサポートも行いますが現地の代理店と提携してサポートだけお願いするなんてケースも多くあります。
やっぱり現地のことは現地の人が一番分かってますからね!
そしてこの日本の留学カウンセラーと海外の留学カウンセラーでは色々と仕事内容も違いますし、求人内容、求められる経験やスキルも若干変わって来るんですね。
今回は両者の比較を書きますが僕自身の経験から海外の留学カウンセラーについての内容が主になります。
日本で留学カウンセラーになりたい方は留学業界のレジェンド星野さんがこんな本を書かれていますのでご参考下さい。
(ご本人は覚えていないでしょうけど僕も一度お会いしたことがあります^^)
では日本と海外とでどう違うのかを書いて行きますね。
日本と海外の留学カウンセラーの仕事の違い
この2つは似ているようで条件なども随分変わって来ます。
特に日本留学代理店は当然日本の労働条件が当てはまりますので海外に比べて随分違う点があります。
今回のこの比較は僕の15年の留学業界の経験の元と参考書類を背景に書きましたが人によって色々とご意見あると思いますがまずはご参考下さい。
日本*1 | 海外 | |
求められる経験 | 留学・ワーホリ経験者 | 留学・ワーホリ経験者(実践中含む)*2 |
特に歓迎されるスキル | 対面のセールススキル | 現地でのサポートスキル |
あると望ましい資格 | 留学カウンセラー認定資格*3 | 特になし |
英語力 | ビジネスレベル以上*4 | 中級レベル以上 |
年齢制限 | 30歳前後までに設定するところが多い | 履歴書に年齢を書けない法律多い*5 |
主な仕事内容 | セミナー、カウンセリングを通じて海外の学校を紹介、手配の代行と出発までのサポートをする。海外の各学校とメールなどでやりとりがある。渡航後はメールやスカイプのフォローをする場合もあるが現地の代理店にお願いする場合もある。 | 主にオンラインを通じて現地の学校の手配の代行と出発までのサポートをする。渡航後は現地オフィスにて銀行開設や生活に関するサポートをする。現地の語学学校とも頻繁にやりとりをする。 |
年収 | *280~350万円位(スタート時) | 約340万円*6 |
ビザ | 関係なし | 働く許可のあるビザが必要。一部インターンに関しては観光ビザでも可能な場合がある*7 |
求人倍率 | 留学経験者の増加に伴い高め | こちらも高いが実は日系以外の代理店にまだチャンスがある*8 |
会社規模*9 | 小から大まで様々 | ほとんどが10人以下の会社 |
*1Indeedの留学カウンセラーの求人を参考にしています。
*2渡航中のワーホリにもインターンを含めてそのチャンスがあります。
*3JAOS認定留学カウンセラー資格というものがあります(必須ではありません)
*4実際に業務に必要な英語力にあまり差はありませんが日本の方が競争は高いイメージ(数字の根拠はありません)
*5先進国のスタンダードとして募集時に年齢制限や性別指定などは出来ない国が多く日本は特殊です(苦笑)
*6オーストラリア、カナダ、ニュージーランドを基準に時給1600円×週40時間×53週で計算
*7給与や住居などの報酬を貰わないボランティアワークは一部認められています。
*8今後このブログでも詳しく書いて行きます
*9日本は各都市に支店のある大企業もありますが現地の企業は小規模、個人経営もある。この流れは日本にも出始めている
業界関係者の中には違う意見を持っている方もいるとは思いますが・・・
この表を見比べて見て何か気付くことはありませんか?
留学カウンセラーは海外の方がなりやすいのか?
この答えに僕はズバリYESと答えます。
それは上を見比べて頂いても分かりやすいと思います。
- 特に資格はいらない
- 経験者のみでなくOn goingのワーホリ中の人にもそのチャンスはある
- セールスが苦手な人にはサポート中心の業務もある
- インターンを経由して仕事ゲットまで辿り着く人もいる
- 日系以外にも日本人マーケットに興味のある会社にチャンスがある
*インターンや日系以外の話はまた別の記事で書きます
一方の日本の代理店はこれは女性だけに限りませんがまだ日本では年齢制限を設ける企業文化も根強く残っているのと英語力の部分でここも留学帰りの人との間で競争が高い事ですね。
それとやはりカウンセラーという名前でつい忘れてしまいがちですが日本の留学カウンセラーは留学を提案して申し込んで頂けるかどうかセールスの(クロージーング)の能力が問われますね。
そもそもschool counselor という言葉はあってもそれは別の役割で留学カウンセラーって言葉は実は英語では存在しません。
時には資格がない人がカウンセラーって名乗っては駄目だと言われる場合もあります。
通常この留学カウンセラーという仕事はEducation marketingという仕事に分類されるものです。
もちろん現地の留学カウンセラー(ここではこのままこの言い方で通します^^)にもセールスのスキルは求められますが渡航後のアフターフォローの部分も大きな役割のひとつになります。
あと、全然関係ないですけど日本の留学カウンセラーさんはシュっとしている人が多くて僕的にはちょっと緊張します^^;
たまに帰国して留学代理店にお邪魔するとシュッとした若い人が出てくる事が多い(印象があります^^)
留学カウンセラーになるための講座に参加してみませんか?
今後留学やワーホリの形って所謂大手の留学代理店という形よりも、より小さな個人体験のシェアから繋がって行くような流れになっているように思います。
(口コミサイトやSNSからの入り口も増えていますよね)
もしそういった個人規模での留学代理店の設立や留学カウンセラーのトレーニングに興味のある方にはそのような方法も公開して行きますので是非こちらの講座にご登録下さい。
動画で説明しています。
*先行予約ありですので是非お早めに!^^
講座の中身の予定: 1回:留学代理店と海外の語学学校の仕組み
2回:留学代理店の主な業務
3回:語学学校の日本人カウンセラーの主な業務
4回:留学代理店(エージェント)や語学学校カウンセラーにに求められるスキル・資格
5回:留学代理店や語学学校で働く方法とは
6回:留学代理店や語学学校の就職で他者より選んで貰いやすくする戦術
7回:サブエージェントとして始めるエージェント業務(副業にも最適)
8回:業務スタートするに当たって最低限必要なもの (ウェブ・SNS他オンラインマーケティング)
9回:個人事業から現地就職に繋げる
最終回:特典の解説
特典1:現地の語学・専門学校に就職出来た時のCV
特典2:現地の語学・専門学校に就職出来た時の追加のプレゼン書類トについて
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まとめ
・日本に比べるとハードルは低め(簡単って意味ではないですよ^^;)
・セールス以外にもサポートの仕事がある
・日系以外を攻めるのもおススメ
*日系以外の留学エージェントを攻略する話(フィクション)はこちらから
いかがだったでしょうか?
実は日本より海外の方が需要があるなんてことはこれに限らず色々とあります。
上で現地の留学代理店を探すのも簡単ではないって書きましたが今後このブログではどうやってそういった現地企業を見つけ出すか?
そして、そこをどう攻めて行くかについても触れて行きたいと思いますので今後とも宜しくお願いします!!
逆に留学カウンセラーに紹介して貰う方の語学学校カウンセラーについても書いてますのでこちらもご参考下さい。
今回は両者の比較を書きますが僕自身の経験から海外の留学カウンセラーについての内容が主になります。
日本で留学カウンセラーになりたい方は留学業界のレジェンド星野さんがこんな本を書かれていますのでご参考下さい。
ご質問やご相談はお問い合わせやONLINE無料相談もお気軽にどうぞ!!