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ニュージーランドで働く際にワークビザを取り易い仕事ベスト15

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24歳の時に1年オーストラリアでワーホリを経験。ワーホリから帰国後5年弱外資系で働くも今度は海外で働く事を目指して30歳を目前にニュージーランドでギリホリを経験。そして思いの外ハマってしまいこの地に住んで19年目。海外のマーケッターから学びながらフェイスブックグループ使ったオンラインコミュニティ運営にタ情熱を燃やしています^^
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この記事を読んで欲しい人 過去10年どんな職業でワークビザが受理されているかを知りたい
記事を読んだ後分かること 永住までいかなくても様々なビザを使って数年滞在する可能性

こんにちは。

ニュージーランドからDuke(@kogepanman)です。

 

今回は以前書いた「【最新】ニュージーランド移住に繋がる仕事の一番正確なビザ情報とは?」という記事の補足です。

 

補足と言うか・・・その中で居住権(永住権)が受理された職業ランキングというのにUPしたら実はそれはそうではなくワークビザの受理数が多いもののランキングだったとアップ後に気付きまして(大汗)・・・

 

まぁ気付いてすぐに差し替えたのですが折角なのでこのデータも活かさないともったいないと・・・(苦笑)

 

もちろん、ワークビザについても解説していきたいのと1年~数年の所謂temporary な滞在の許可を認めるワークビザと長期の滞在までを認める居住権・永住権の職業の相違点も比べて見ていきたいと思います。

 

*今回解説動画が間に合ってませんが、数日中にUPします。

動画UPしました。
(記事よりも結構裏話を話しています^^)

 

ニュージーランドでワークビザを取得しやすい職業を知るには?

 

早速ですが先にこのワークビザに繋がった職業の10年分のデータからベスト15位までを確認して行きます。

こちらは2019年9月に改定されたデータです。

Occupations of Work Applications Approved

 

ANZSCOとNZSCOとは?

 

まずこのデータの中ではオーストラリアとニュージーランドの共通職業リストであるANZSCOとNZSCOと言う聞きなれない単語も出てきました。

調べてみるとNZSCOとはNew Zealand Standard Classification of Occupationsの略で2009年までニュージーランドの職業リストとして使われていたんですね。

詳しくはこちらに出ています。

NZSCOとは?

 

今回は直近3年のデータを参考にしたのでNZSCOのデータは参考にぜずANZSCOのデータのみを参考にしています。

 

ニュージーランドの職業ランキングの表の見方

 

・このデータの40ページを見ると過去10年間の取得数からのランキングが出ています。

・10年間のデータなので10年前は相当数受理されていた職業は直近の3年では他の職種より少なくなっているという部分もあります。(例えばTour guideなど)

・年度の見方はある年の7月1日から翌年の6月30日までです。

*注意

ですので2019/20に関しては2019年7月1日から8月末までの数字ですので極端に低くなっています。
年間で考えると6倍すると大体の数字が予想できます。

・今回は見える数字としては直近の3年ですが傾向という事でこの10年間のランキングをそのまま反映して15位まで載せます。
(何で中途半端な15以下は後で解説します^^)

・また職業に関してはタイトルそのままに英語で表記します。

 

ニュージーランドでワークビザを取り易い仕事ベスト15

 

2017/18 2018/19 2019/20 10年間合計
職業 受理 却下 受理 却下 受理 却下
Chef 5,057 882 4,157 623 742 147 45,404
Tour Guide 888 23 497 22 61 2 37,826
Retail Manager (General) 3,062 457 1,686 221 305 53 20,132
Cafe or Restaurant Manager 2,339 326 1,527 193 307 47 19,352
Dairy Cattle Farm Worker 3,344 355 3,612 136 951 53 16,162
Dairy Cattle Farmer 983 130 857 65 208 7 16,144
Retail Supervisor 2,503 363 2,671 189 679 68 15,667
Carpenter 2,410 418 2,662 532 688 98 15,181
Aged or Disabled Carer 1,195 147 1,032 39 209 5 10,692
Student 1,436 23 755 9 40 0 9,707
Deck Hand 833 9 705 7 131 3 7,713
Truck Driver (General) 788 157 942 127 266 46 7,392
Software Engineer 817 36 694 49 120 4 6,893
Cook 988 234 1,149 190 299 48 6,481
Musician (Instrumental) 352 22 359 1 84 2 6,383

(スマホ等で横が見切れる場合は画面を横にすると見えます)

 

結構驚きのランキングではないでしょうか?

 

そしてやはり全体的な受け入れ人数は減少していますが上で書いたように2019-20年シーズンは2か月分の数字ですので年間で考えたら6倍くらいを想像すれば概算で出るかと思います。

 

ただこの受理の人数を見るばかりではなく却下された割合についても見て行くこともポイントだと思います。

 

申請数や受理の数が少なくても却下の数が極端に少ない職業なども存在するのでその職業のタイトルが認められればかなりの確立で受理されるとも見れますので・・・・

 

僕が気になった部分・誤解していた部分についても書いてみます。

 

シェフは常に長期人手不足リストにいる職業だという事

 

ある所で「ニュージーランドのシェフは人手が足りないけど毎回不足リストに出ているのでそろそろ必要なくなる」という情報を書いているのを見たこともあるし、そう言っている人もたまに居ますが・・・

この事実を見ると当てはまらなさそうですね・・・

調べずに発言すると怖いです(苦笑)・・・自分も気をつけます^^;

因みにシェフに関しては永住権取得職業のランキングでも1位でした。

 

シェフのスキルレベルと必要な資格・経験はこちら

 

・長期人手リストについては前回の記事を参考にしてみて下さい。

ニュージーランド移住の仕事・職業を考える際に絶対に知っておくべき事

 

それと一時期猫も杓子も永住権取得には「クッカリーの専門学校」というのが流行っていましたがしっかり基礎から身に付けたい人には良いですが・・・

 

今は学校に通わなくても課題に応えて査定してもらい同等の資格として貰える方法も存在します。

 

*2年間専門学校に通うってやっぱり時間的にも費用的にも相当蓄えが要りますし・・・しかもご家族一緒だと余計に費用がね^^;・・・

 

自分の周りでもやっている人がいるのでこちらはまた調べてアップします。

 

ツアーガイドでワークビザ取得者が相当数いるという事

 

今でも常に募集しているTour guideが実は2016/17シーズンまでに相当な数のワークビザを排出してきたという事実。ここ数年で激減しているのは新しい移民法のスキルレベルと時給が規定に達しないことが原因と思われます。

ツアーガイドのスキルレベルと必要な資格・経験はこちら

また永住権取得職業のランキングでは上位20位にも入って来ませんでした。

 

全く個人の意見ですが・・・

この仕事って観光に来た人が良い思い出が作れるかどうか?もっと言えば何回でも戻って来たいと思うリピーター客を作れるどうかを握るとても重要なポジションだと思うのですが待遇は決して良くないんですよね・・・

でも永住とは言わなくても海外での働く経験が積みたいという方にはアリな職業だと思います。

インバウンドに沸く日本でも帰国後経験活かせそうですしね!

因みにこれらの観光に絡む仕事に関しては日本人向けの特別なワークビザが存在します。

 

日本人向けの特別なワークビザ・ジャパニーズインタープリタービザとは?

 

Japanese Interpreters Work Visa

1.ニュージーランドの観光産業関係の会社で仕事をしたい方

2.その職種が日本人観光客の通訳を兼任する仕事

3.ニュージーランド国内で適任者が見つからない場合、最大3年間の範囲で日本から適任者を雇用することが出来るものです

*観光産業関係の会社の中にはホテル、土産物店、レストラ ン、旅行会社、ツアーガイドの仕事もこの中に含まれます。

 

手に職系だけでなく小売の管理職にもワークビザの取得可能性が多くあること

 

一般的に技能移民ではその名前の通り手に職系の仕事がスキルを見せやすいと思われていますが意外にも?!小売のマネージャーやスーパーバイザーの仕事にもその可能性があること。

しかもこちらもシェフ同様に永住権に繋がる職業としても3位でしたのでちょっと予想外でした。

小売のマネージャーのスキルレベルと必要な資格・経験はこちら

 

仕事を持たない学生からもワークビザを取得できる人も多くいること

 

どこまでを指して「学生」と定義しているかちょっと不明なのですが流れから考えてニュージーランドで学生ビザを取得していた人がワークビザに切り替えたと仮定します。

するとこれが上位に入って来たという事は高校や専門学校や大学で学生をしていた人がそのまま就職活動をしてワークビザ取得しているという数になると思われます。

ニュージーランドでは専門課程を修めると条件によってその後就職活動ができるPost study work visaという仕組みがあります。

学校卒業後に就職活動ができるPost study work visaという仕組み

 

Post-study work visa

*過去にPost Study Work Visa (open)やPost Study Work Visa (employer-assisted)と呼ばれていたものはこちらに統一されていますので過去情報と混同しないようにご注意下さい。

このワークビザは専門課程や大学課程等を終えた学生が就職活動としてどこでも働けるというビザで1~3年のビザが発行されます。

取得した資格のレベルや取得した場所によって条件や長さが変わってきます。

結構細かく定義されているのでこれは別記事で書きます。

 

コックからシェフを目指す永住権取得の可能性があること

 

今まではこっちで働く(もしくは永住権取得には)調理だけでなくメニュー構成や人件費管理等を含めたシェフを目指さないといけないと思っていましたがコックとしてはワークビザ取得者も相当数いること

(これも書きたくてトップ10位までではなく14位のコックも含むランキングにしました^^)

 

コックのスキルレベルと必要な資格・経験はこちら

 

ただしCOOKというタイトルのまま永住権取得は上位20位にも出てこないランキングを見ても難しいようです。

 

コックとしてワークビザを取得しながら上に挙げたChefの仕事のタスクを意識して経験を積んでタイトル変更を狙って行くというのはアリですね。

 

まとめ

 

上でも書きましたがこれは10年間のデータを元にしたランキングですので2019年の現在の傾向は今年か直近3年データも参考にして頂ければと思います。

 

意外な職業が入っていたのもあるのですが短期的にワークビザが取得できるものと、永住権に繋がる居住ビザにつながる仕事での相違点。

もしくはワークビザで働きながらアップグレードが必要な点なども興味深かったです。

 

自分がタイトルとして就いている職業はオーストラリアとニュージーランドの共通職業リストであるANZSCOの中でどんなTASKを達成して初めて認められるか?

 

この点を意識して動く事が重要ですね!

ちょうどそんな事をこないだオンライン無料相談の中でさせて頂きました。

 

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こういったご相談はオンライン相談もご利用頂けますし、そこまでは抵抗があると言う方は下のフォームからニックネームでもお問い合わせ頂けるこういった無料相談フォームもご利用下さい!

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ですがこんな方法を使えば無料でこれらの書籍が手に入ります。

 

 

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